ロス疑惑事件の 三浦和義が自殺。
自殺の理由を含め、本当に疑惑に満ちた 事件でした。
しかし 日本で殺人罪の共謀共同正犯は 無罪と確定しているのですから、
一事不再理の原則で、日本の審判を重じるべきと 思っていました。
厳密な法解釈は分かりませんが、日本にはない共謀罪も、
共謀共同正犯の事実と 重なり合うので、ロス郡上級審の決定には 疑問を感じます。
さて、その三浦和義氏ですが、
彼は演技性パーソナリティ障害だと 言う人がいるようです。
演技性パーソナリティ障害の診断基準には、次のようなものがあります。
・自分が注目の的になっていないと 楽しくない
・浅薄で素早く変化する 感情表出
・過度に印象的だが 内容がない話し方をする
・自己演劇化、 芝居がかった態度、 誇張した情緒表現
もちろん 素人判断はできませんが、三浦氏に該当しそうです。
演技性パーソナリティ障害は 過度な情緒性と、人の注意を引こうとする 言動で、
天性の嘘つきと言われます。
また 演技性パーソナリティ障害の人は、性的な魅力で 相手を誘惑し、
そうすることでしか 自分の価値を感じられないという 特徴があります。
性的なことに関する 診断基準は、次のものです。
・不適切なほど性的に誘惑的な、 挑発的な行動
・関心を引くために 絶えず身体的外見を用いる
三浦氏は このような話は聞きませんでしたが、どうなのでしょう?
診断基準には あと2つあります。
・他人や環境の 影響を受けやすい
・対人関係を 実際以上に親密なものと見なす
上記8つの診断項目のうち 5つ以上が当てはまると、
演技性パーソナリティ障害とされます。
性的な魅力に関して 典型的な例は、マドンナだといいます。
典型的というよりも、セクシャルでスキャンダラスな マドンナの言動は、
演技性パーソナリティ障害の診断基準さえ かすんでしまうそうです。
診断概念より、マドンナの方が ずっと先を行ってしまっているのです。
マドンナのような 天分に恵まれた人は、
映像メディアが発達した現代では 活躍することがあります。
でも 演技性パーソナリティ障害の人は、周囲の関心を 引こうとするあまり、
逆に自分をダメにしたり、嫌われたりしてしまいます。
華やかな外面とは 裏腹に、弱くて傷つきやすい 内面を持っており、
急に落ち込んだり 不安にとらわれたりします。
人に依存しているため、期待通りにいかないと 一遍にふさぎ込んでしまいます。
三浦氏にも そういうところがあったのでしょうか?