「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

桜の寿命60年説? (2)

2014年04月07日 21時23分55秒 | Weblog
 
(前の記事からの続き)

 元々ソメイヨシノは 他の樹より寿命が短く、 樹齢30~40年がピークだそうです。

 それを過ぎると 抵抗力が下がって 病気にかかりやすくなり、

 60年もすると根元が腐って 倒れる恐れも出てくるといいます。

 また、 花見のときに人が 桜の下を歩いたり座ったりすると、

 地面が固くなって 桜が弱ってしまうというのです。

 人による影響もあるわけで、 花見には心がけが必要です。

 さらに、 桜並木では 木が短い間隔で植えられていることにも、

 老朽化の原因があるそうです。

 普通樹木は 隣の木と枝が重ならないように 成長が調節されます。

 ところが全てのソメイヨシノは、 接ぎ木や挿し木で増やされた クローンです。
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/60500924.html

 DNAが同じなので、 隣の木と枝が触れ合っても それは自分の枝だと判断し、

 受け入れて伸びてしまうのです。

 そして日照不足になったり、 枝がこすれて傷ついたりして 枯れてきます。

 しかし 剪定や病気の手当など、 人がきちんと手入れをすれば、

 樹齢を延ばすことができるということなのです。

 実際 樹齢130年のソメイヨシノもあるそうです。

 桜は切ると そこから腐りやすく、

 手入れをしないほうがよいとも 言われるそうですが、

 その結果 弱ってきてしまったという場合もあるようです。

 桜は元々 人が作って増やしてきた樹なので、 人の手が必要なのですね。

 毎年 我々の目と心を楽しませてくれる 桜の花が、

 これからも豊かに長生きできるよう、

 丹念に手入れをしてもらえることを 望みたいです。
 
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