これから 5つのパワーツールを紹介していきます。
自分の考えをまとめたり、 スキルを身に付けるのに役立ちます。
パワーツール1: 自分自身を大切にする
パワーツール2: 行き詰まり感の原因を明らかにする
パワーツール3: 理解されるように伝える
パワーツール4: 愛情をもって境界を設ける
パワーツール5: 適切な行動を強化する
自分の長所を利用しながら、 順を追って 習得することが大切です。
BPDの人が どう反応するかは分かりません。
状況に合わせて改良すべきでしょう。
カウンセリングを求めてください。
皆さんとBPDの人の安全を 第一に考えてください。
次のようなことが期待できます。
・ストレスが減って、 疲れが取れる
・自信が付き、 自分が何を必要としているかはっきりする
・どこで頑張るかが分かる
・攻撃的な会話から抜け出せる
・問題解決のスキルが向上する
・BPDの人を援助する方法が身に付く
・自信をもって境界を設けることができる
完璧を求めないでください。
練習するに連れて、 自然と上手になります。
苦しいと感じたら、 それは頑張りすぎです。
自分のペースで行なってください。
BPDの人との関係は、段階を踏んでいきます。
まず BPDを余り知らない段階では、 困惑します。
外側に向かう段階では、 BPDの人を変えようとするでしょう。
内側に向かう段階では、 内面に目を向けます。
意思決定・ 解決の段階は、 決定したことを実行し、 変化するときです。
〔「境界性パーソナリティ障害ファミリーガイド」(星和書店)
〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉より〕