「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

不正確な憶測への対応

2015年08月04日 20時52分08秒 | 「BPD 実践ワークブック」より
 
 BPは自分の感情に捕らわれて、 誤った思い込みをします。
 
 以下の対応例を試してみましょう。
 
・ もし私が あなたを苦しませることを、 言ったりしたりしたら教えてほしい
 
・ 私がそれを言ったときに、
 
  〈悲しく/不安に/ストレスを受けたと/嫌がらせを受けたと/気が散らされたと〉
 
  感じたように見える
 
・ 〈怒り/心配/失望/混乱〉 を感じるのも 不思議ではない
 
・ 私があのことを 〈言った/した〉 とき、 全く悪気はなかったと 信じてほしい。
 
  でも私の言動が  〈苦痛/困難〉 を引き起こしてしまった
 
・ 許してくれることを望んでいる。
 
  そしてこのような 〈結末/問題/感情〉 を
 
  もたらすつもりではなかった という私の言い分に、 耳を傾けてほしい
 
・ このような問題を防ぐ方法があるか、 思い巡らせている。
 
  何かアイデアはありますか? 
 
〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」
 (星和書店) 〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉 より〕