※ アクション・ステップ 43
以下のものは、 一部のnon-BPが 待ち続ける理由として挙げられるものです。
似ていると感じたら、 ○を付けて、 ノートに 自分の考えを記入してください。
_ 「私には子供がいるのです」
父親のnon-BPは、 子供の養育権が 母親に行きやすいということを、
別れないための言い訳に使います。
以下のような場合でも。
・ 法律や手続を知らない
・ 望むものを如何に手に入れるかを 学ばない
・ 離婚が子供に及ぼす影響は、 虐待の影響より悪いと 信じようとする
_ 「私はパートナーが良くなるのを 待っています」
BPが否認したり、 積極的にセラピーを受けていないとしたら、
これ以上よい状態にはならない という事実を、 受け入れていないということです。
_ 「私はひとりになりたくありません」
これをあなたが恐れているとしたら、
パートナーから何を得ているか 自問自答してください。
ひとりになって得られるものを、 ノートに書き留めてください。
_ 「もしパートナーががんなら、 去ることはないでしょう。
BPDだからといって、 なぜ去ることができるでしょう」
BPが治療を受けていないなら、 これは見当外れな比喩です。
がんは伝染しませんが、 ボーダー的思考と行動は伝染します。
がんのパートナーは 治療のため一緒に努力するでしょうが、
高機能BPは あらゆる非難をnon-BPに押しつけ、 がんのように扱います。
_ 「他に誰も 私を望まないでしょう」
これは 現在の関係を今、 断つ必要があるという 確かなサインです。
〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」
(星和書店) 〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉 より〕
[星和書店の許可の上掲載]