これは最も複雑な関係です。
あなたが小さな子供の時に、 影響を与えたのです。
あなたがBPDの親に会いたいか、 許したいか、
そして自己主張するかの決断を 援助します。
※ アクション・ステップ 49
決断の際の恐怖に 対処するものです。
【パート1】
深呼吸してリラックスしてください。
BPに関する 最大の恐怖を考えてください。
シナリオ全体を 心の目で詳しく描き、 数分間維持してください。
そうしたら、 「今、 ここ」 へと 自分を引き戻してください。
【パート2】
今の心の映像を 言葉で表現してください。
想像のシーンのどれが、 実際に起こりうる可能性が高いか、
そのリストを作ってください。
多分起こらないシーンの 別のリストも作ってください。
両方のリストを見て、 どのでき事が、
実際の経験からよりも、 恐怖から作られたか、 書いてください。
これで、 3つのリストができました。
現実的でき事, 非現実的でき事, 恐怖から生じるでき事です。
論理的側面と想像的側面の 両方を対話させることで、
論理的側面が恐怖を除去する 可能性が高まります。
● BPがあなたの子供である場合
青少年は、 親が本気で心配しているということ,
けれども行為の結末というものは 存在するということを、 理解する必要があります。
子供たちが自分の人生に 精力を注ぐ以上に、 親が投資をしてはいけないのです。
〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」
(星和書店) 〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉 より〕
[星和書店の許可の上掲載]