以下は、 苦痛への対処の仕方と、 そのデメリットです。
「その他」 の欄に、 思い付く他のデメリットを 書き加えましょう。
最後には、 それ以外の、 あなたの対処の仕方と デメリットを書き足してください。
1. 過去の苦痛, 過ち, 問題について考えて過ごす。
デメリット:
現在起きているかもしれない 好ましいことを見逃してしまい、
見逃したことを後悔する。 過去について抑うつになる。
その他: _______________________________
2. 将来起こりうる苦痛, 過ち, 問題について心配して不安になる。
デメリット:
現在起きているかもしれない好ましいことを見逃してしまう。
将来について不安になる。
その他: _______________________________
3. 苦痛を避けるため、 人から距離をおいて孤立する。
デメリット:
多くの時間を一人で過ごし、 より抑うつになる。
その他: _______________________________
4. アルコールや薬物で 自分を無感覚にする。
デメリット:
依存症, 金銭の喪失, 仕事上の問題, 人間関係の問題, 健康上の問題。
その他: _______________________________
5. 他人に苦痛な感情の 八つ当たりをする。
デメリット:
友人関係, 恋愛関係, 家族メンバーの喪失, 他人に避けられる, 孤独,
他人を傷つけたことを悔やむ, 自分の行動の法的責任。
その他: _______________________________
6. 体を切る, 抜毛, 自傷など 危険な行為をする。
デメリット:
死の可能性, 感染症, 傷跡, 外見の変形, 恥, 身体的苦痛。
その他: _______________________________
(次の記事に続く)
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
[星和書店の許可のうえ掲載]