ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

ポン酢か柚子こしょうか

2005-12-22 22:18:50 | ものぐさグルメ
 独り者の冬場の夕食定番といえば、ひとり鍋。鍋物は何人かで囲んだ方が楽しいに違いないが、さっと煮てすぐに食べられる、魚や肉と野菜をうまく組み合わせられるから栄養バランスが良くてローカロリーの割に沢山食べられる、コストパフォーマンスが高い、と利点が多いので冬場の夕食の7日に4回から5回は鍋という料理不精^_^;。

 時間がなかったり食欲がなかったりする時はアルミ鍋入りの一人用パックを買ってそのまま煮るだけ。ちょっと時間に余裕がある時や一人用パックでは飽き足らない時には鴨肉スライスや鶏手羽元やアンコウぶつ切りなど買って、野菜を書い足しながら二回に分けて食べる。さらに時間に余裕がある時には贅沢に昆布ダシから取る(そのために函館旅行で利尻産の部厚い昆布を買い込んである)。

 東京の実家にいた時には鶏水炊きもアンコウ鍋も宵夜鍋もポン酢で食べていた(しかも普及版のミツカンポン酢)。しかし、関西での一人暮らしが長くなると、普及版のミツカンポン酢では飽き足らなくなって、ちょっとした贅沢を楽しむようになった。

 まずは、地元尼崎市の名産、「手造りひろたのぽんず 一番絞り」。地元のスーパーで買っても一本1,000円弱と高価なのだが、すだちのフレッシュな風味、マイルドな酸っぱさが抜群。

 そして、最近は九州ゆかりの柚子こしょうも使えるようになってきた。関東に住んでいた頃には使ったことがなかったのだが、青唐辛子のちょっとピリッとしたところと柚子の香りがたまらない。一番最初はチューブ入りを試してみたが、イマイチ。次に関西では大抵のスーパーで売っているフンドーキンの瓶入り柚子こしょうを使ってみて、はまった。
 少し辛いので、鍋のダシに混ぜてツユを飲むとホカホカ。たまらん……!
 フンドーキンの柚子こしょうを使い切った後は、もう少しローカルな名品はないかと成城石井で買った柚子こしょうの瓶がすでにスタンバイ状態。何種類か、試してみたいもんだ。

メジャーになった「きっこの日記」

2005-12-22 07:26:32 | 時事
 恐れ多いが、ムーヴメントになりつつあるのでリンクを張って紹介させていただこう。

 先週の『週刊金曜日』の記事にも「きっこの日記」が紹介されていた……ネット上で大人気、とか、書かれていたかな。

 さらにネット上でもこんな紹介が。

ウェブばとる特別編:「きっこの日記」は新しいネットジャーナリズムか?(JANJAN)
「きっこの日記」が注目される理由は、マスコミがまだ報道していない情報が多く掲載されるところだ。マスコミがヒューザーの小嶋社長や姉歯建築士を追いかけているころ、11月の23日には「すべての黒幕は、株式会社総合経営研究所の代表取締役所長、内河健だ」と暴露している。


やじうまWatch12/20 あのイーホームズがリンク、情報源が謎の「きっこの日記」
ところが18日にあのイーホームズのサイトから「真実を語る上で重要な情報が存在する」との説明付きでリンクされて大騒ぎになった。さらに20日未明には、証人喚問で鋭い質問を繰り出していた衆議院議員の馬淵澄夫さんも公式サイト上で「作者との共同作業を」ときっこの日記を取り上げたのだった。


「こうなると、マスコミ報道は『きっこの日記』を追いかけている状況となっているわけで、見方を変えると『きっこの日記』が先導することによって、仮にマスコミに対する圧力があったとしても、それを無力化することに成功しているともいえる」というところが、今年半ばから『きっこの日記』をかなり定期的に読んでいる(主に政治・社会系ネタの時だけだが)読者として同感だ。

 特に今回はイーホームズの藤田社長の談話が「きっこの日記」にメールを送った上にイーホームズのサイトにコメントを掲載したり、国会で耐震強度偽装事件を追及した馬淵議員が「きっこの日記」との共闘を表明したり、ネットジャーナリズムのひとつの可能性を感じさせる展開になっている。

 馬淵澄夫議員サイト

 自民党と公明党が絶対与党の勢いにものをいわせて隠蔽しようとしているが、「きっこの日記」読者がテレビ局にメールやファックスを送り、23日(金)「みのもんたの朝ズバッ!」で国会議員に対する緊急アンケート結果を放送するそうだ。みのもんたはハッキリ言って大嫌いだが、この問題を追及してくれるのなら、番組を見ようと思う。

 ここ数日忙しくてテレビ局にメールを送ることに参加できなかったが、引き続き推移を見守りたい。そして、特に頑張れ、馬淵議員。

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追記。

裏金処理:伊藤元長官の団体が献金1764万円分
伊藤公介元国土庁長官(68)=衆院東京23区=の資金管理団体と自民党支部が97年から02年に受けた献金計1764万円が政治資金収支報告書に記載されず、使途不明になっていたことが分かった。毎日新聞はカネの流れを示す領収書29枚を入手した。献金した政治団体「西多摩夏冬会(かとうかい)」幹部(58)は「裏金として処理されていた」と証言した。伊藤氏側は今月、02年分146万円について収支報告書を訂正した。

伊藤氏は耐震データ偽装事件に絡み、建築主の不動産会社「ヒューザー」(東京都千代田区)の小嶋進社長から献金を受けていたほか、問題公表前に、小嶋社長らを国土交通省課長らに引き合わせたことが明らかになっている

これが元国土庁長官ですからねぇ……裏金の出所と使途を明確にしてもらいたいもんです。

 そして、さらに。
ヒューザーなど3社と1人、自民・森派などに892万
 「マンションの開発会社『ヒューザー』(東京都千代田区)など、耐震強度偽装問題にかかわった3社と、1社の経営者が2004年、自民党の森派や4人の国会議員に計892万円の政治資金を提供していたことがわかった」。

 馬淵議員、この件も引き続き追及して欲しいです。

 それにしても思うのですが、このタイミングで建設業界の闇が暴露されるのって偶然でしょうか。自民党内の既存派閥と癒着業界をぶっ潰して自分マンセー一色に固めたい小泉首相が、表では自分を支持している森派に対して直接手が出せないから、業界からリークさせて森派と土木族の撲滅を図っているんじゃないかと読んでしまう私は、疑い深過ぎますか?

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 さらに追記。立花隆も「きっこの日記」に言及。

立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」
第61回 ネットの日記が暴く 耐震偽装事件の裏を読む
これは、マスコミの世界では知れ渡っていることだが、実は、この事件の特ダネはネタのほとんどが、連日のように書き込みがある、ある女性のブログから発している。その情報ページ『きっこの日記』はこの事件のはじめから登場し、終始この事件の展開をリードしてきた。


 記事全体は立花御大にしては軽い感じ。つーか、「誰が正しく誰が悪いかを論ずることがほとんど無意味」というのは事件を隠蔽しようとする自公政権と同じで立花隆らしくない。姉歯建築士が関わったか否かに関わらず、大地震が来たら崩れてしまうような建築物を放置させず、また再発させない仕組みを提唱するのが御大の立つべき位置ではないのか。