朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

溶岩トンネルの中を歩く

2009-12-13 | 外国の風物
噴火口は数十年単位で移動しています。
 ハワイ諸島は、太平洋プレートに乗って、毎年、西に7cmくらい移動しているとのことです。それが、マグマたまりから地上への噴出口が西に移動する理由です。

 すでに噴火活動が停止したカルデラがあります(最後は1959年)。キラウェア・イキ・クレータです。ここにはフラットになった火口原を歩くハイキングコースがあり、歩いている人が見えました。次回はぜひ歩いてみたいと思います。



鬱蒼たる大きなシダの林に覆われている窪地を降りていくと、溶岩トンネル(Lava Tube)がありました。



この火山の溶岩は、かなり粘度があるためゆっくり流れ、空気に触れる外側が急速に冷却して固まるのですが、内部は溶けているので上流からの圧力で押し流されます。徐々に流量が減少すると、このような空洞のチューブが残るというわけです。



 溶岩が、チューブの外壁で保温される結果、下流まで流れて行き海にまで達することがあります。そんな絵葉書が売られていました。

 現在でも、そのような生きた溶岩トンネルが存在しています。



地上の植物の根が、不気味に垂れ下がっています。



 200メートルくらいの洞窟でした。さらに奥には、300m以上もつながっていて、照明は無いのですが、懐中電灯を持って自己責任で入ってみることができるそうです。(その時は知らなかった残念)



このトンネルの中で、手をじっと見るとマナ(霊力)によるオーラ、青い光が見えるとの噂があります。日本のどこかのテレビ番組で放送したとか。

コメント
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