遅咲きで知られるこの桜が満開を迎えたとの報道を見て、仁和寺に向かいました。(12日)
品種は「御室有明」、背の低い木々ですが樹齢は360年を越えるとされています。
桜の花のを額縁にして五重塔が見える場所には見物客の大渋滞となっていました。
この五重塔は東寺の塔と同じように、上層から下層にかけて各層の幅にあまり差が見られない姿です。
初重西側には、大日如来を示す梵字の額が掲げてあります。
花を拡大して見ると、白く清廉で大きめの花びらです。日本人なら子供の時から知っているサクラの花の形。
鮮やかに咲くミツバツツジも沢山あります。
ヤマザクラもあります。
枝垂れ桜。
金堂の屋根には変わった瓦があることに気が付きました。
あうんの亀の背に乗った人物がいます。なにか由緒があるのでしょうか。
~~追記(2014-04-14)~~ (伊藤さん情報ありがとう)
この人物は黄石公という中国の仙人だとか。下記は、仁和寺公式webのQAより引用です。
"Q: 金堂の屋根瓦に、亀の上に乗った人の瓦がありましたが、何かの象徴でしょうか?
A: 黄石公(こうせきこう)という仙人です。
亀は3000~4000年に一度、水面に顔出すといわれ、黄石公はその亀を3~4回見たそうです。永遠の象徴として安置されています。"
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