朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

冬至

2009-12-22 | 京都の文化(冬)
今日、12月22日は冬至です。
 一年で一番日中が短い日。でも日没の時刻はすでに少し前から、遅い時刻になっています。その理由は、昨年の記事に。

 さて、冬至には「ゆず」湯に入りましょう。



 そして、かぼちゃを食べましょう。



出町にある枡形商店街にて買い物しました。黒豆やこんぶなど正月料理の食材を買い求める人も多くなっています。





「出町ふたば」で、ゆずもちを買ってきました。持ち帰ってパックから出したとたん、すーうと柚子の香りが広がりました。ちぎってほおばると、香ばしく豊かで薄い甘みが口内に広がりました。



 歳末ですねえ。

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通学風景

2009-12-21 | もろもろの事
とある大学で週1回授業を持っています。その大学は郊外に広いキャンパスがあり、私は私鉄駅から15分くらい歩いて通っています。午前9時からの講義ですが、30分くらい早く到着するようにして通勤しています。(写真は10月頃)



 この時間帯に郊外に向かう電車に乗ると、色々な高等学校の生徒が乗り降りします。
 制服が違うので、彼ら彼女らにはどこの高校か一目で分かるのでしょう。

 私の向かう先のキャンパスにも付属高校があるのですが、私服です。この沿線では、恐らくブランド校と思われます。

 学校のある駅ごとに乗客数が減っていきます。私の降りる駅でその私服高校生がどどと下車すると、まだ制服の高校生が電車内にいて、ふと彼らの視線が私服生徒たちを見ていることに気がつきました。

 こうして、若者たちは格差感を持つのかなと。見ている側も、見られている側も。



 仕事が終わり同じ道を戻ってくると、今度は大学生の通学の列とすれ違います。
 当然、全員が私服です。

 このキャンパスには、駅に近い場所に系列の女子大学の正門があります。
 このポイントで、女子大方面に折れる学生と、まっすぐ歩いていく共学校の女子学生とに分かれます。



 現代の偏差値輪切り進学時代。
 毎朝の通学風景です。単なる通行人の立場ではありますが、微妙な感覚がしました。



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海辺の街、点描

2009-12-20 | 外国の風物
ワイキキを離れると、この季節、オフシーズンなんでしょう、オアフ島でも静かなのんびりした風景が広がります。



 公共の砂浜に犬を連れての散歩の途中、座り込んで海を眺めているマダム。犬たちは退屈している様子。



 真剣にメールを読んでいる女性。



 トサカの赤い鳥。カーディナル? 落ちている小さな木の実をついばんでいました。



 浜辺の何でも屋さんの店頭にあった切り花。



 まだ書くことがあったと思いますが、ひとまず、ハワイ編は終了です。


コメント (2)
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でぶの世界

2009-12-19 | 外国の風物
また、ハワイネタ、米国ネタです。街角ウォッチングのつづき。

 この国には、なんと、デブが多いことか。



 もう開き直っています。「でぶっちょ」の店。
 こんな店名で、お客がくるのかなあ~~。...日本ではムリ。



 カフェで、インターネットPCに夢中のお客さん。椅子からシリがはみ出していました。



 バスでも。このおばさんはシートの二人分のスペースを占めています。もちろん右のご婦人。

一方で、ランニング、ジョギングに懸命な人たちもいます。12月13日にはホノルルマラソンが開催され、3万人以上が参加したそうです。

 この市民マラソンは、ゆっくり走る(歩く?)人にとって圧倒的な人気があります。途中のチェックポイントでの足切りがなく、たっぷり時間をかけて完走できること、エントリは前日までOK。これも抽選などの足切りがない。そこで年々、市民ランナーたちの評判が高まっているそうです。有名ランナー、芸能人も出場します。
 この日にはホノルル中のホテル、民宿が満員になり、日本から宿泊なしで「日帰り」のパックツアーも出ているとか。なんと忙しい日本のサラリーパーソンたち。



 こんなワイン銘柄もありました。ホテルの隣にあったスーパーで見つけました。





 みなさん、体重増加には鷹揚です。むしろ愛らしく思っているようですね。

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予算削減で公立学校、金曜日休校

2009-12-18 | 外国の風物
ガイドのドイさんから聞いた話し。

 さすが米国の草の根民主主義。
 ハワイ州の知事さん、州政府の財源不足により、公立学校の人件費(教員)をカットするため毎週金曜日を休校にしたとのこと。

 この写真はホノルル郊外の公立中学校。金曜日には用務員が一人掃除しているだけでした。



 この町にある海岸に行ってみると、家族で公園に備え付けの大きなテーブルにてピクニックをしていました。
 学校が休みなので、家族で楽しんでいます。これも立派な教育ですね。



 こちらは、浜辺で小学生たちがキャッキャと遊んでいました。



 こっちの「小錦ジュニア」みたいな男の子たちは、黒い子犬を連れてきてワイワイと砂遊びや相撲をやっていました。後ろのほうにマクドナルドの大きな袋が置いてあります。この子たちは、昼食代もらってハンバーガーをテイクアウトしてきたようです。一人2個は食べるのでしょう。



 いずれの子供たちも、公園には親らしき大人が付き添っていました。米国では誘拐事件が多いので、子供だけで外出させるのは法律違反になります。友人宅に遊びに行くにも、お隣くらいは別でしょうが、大人がエスコートします。高校生になると車を持つそうです(15歳から免許)。

 こういうのが、本当のゆとり教育。
 ただし、貧しい家の子供は学校がないと困ります。
 さすがに、連邦政府が調整に乗り出しているとか。

 昔、ニューヨーク市では予算不足で警察や消防の人員削減をしたことがありました。地下鉄の車両がラクガキだらけになって、治安も悪くなりました。

 よくもわるくも、住民が直接選んだリーダーが税金の大きさや予算の使途を決めるという、西部劇のようなコミュニティ民主主義の原則が生きています。

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溶岩海岸

2009-12-17 | 外国の風物
カラパナの溶岩海岸にいきました。
 ここで、赤い溶岩流を見物することが、今回の日帰りツアー最大の目玉です。

 一旦コナ方面まで戻り、この島の南端の海岸に向かって走りました。
 この地区に入場できるのは午後5時からです。暗くならないと、溶岩が赤く見えないから。

 遠くに見える噴煙が、その溶岩が海に流れ込んで水蒸気を発している場所。この日は「前日より煙が大きい」とドイさんが言いました。期待が高まります。



 このカラパナには集落があったのですが、1990年に溶岩が流れ込んで村のほとんどが溶岩に埋まってしまいました。そのため、この溶岩の土地はほとんどが私有地です。



 溶岩観察の地点から1,2キロ手前にある黒砂海岸の休憩所で時間待ちしました。午後5時までまだ時間があったので、300mメートルくらい離れた海岸まで溶岩上を散歩しました。



 自然が作り出した不思議な美しさに圧倒されます。 



 この辺りの溶岩は噴出して20年近く経過しているため、所々、植物が姿を現していました。これも自然の回復力。





 海岸に近い場所には、人工的に椰子の実を植えて育成していました。
 


この休憩場所に、なんと、「小錦」がいました。



 見覚えある顔だと思ったら、「小錦の弟」、ご本人が日本語でそう名のってました。この場所でアクセサリーなどを露天にテーブルを並べて販売していました。

 さて、5時に近くなったのですが、増えてきた車の一人からショッキングな情報が。ドイさんの仲間のガイドによると、「本日は風向きが悪く有毒ガスに巻かれる恐れがあるので、公園管理局により、溶岩の観測地点は閉鎖」だそうです。

 大変に残念。

 でも、次回に再挑戦する名目ができました。

 実は、上のほうに載せた写真のKalapana Cafeでコロナビールを飲んでいたら、そこのボーイさんが「10時から、ウォークングツアーがあるよ」と。夜の10時だそうで、赤い溶岩をまじかに見ることができるとのこと。一帯が私有地なのでそんなリスクのあるツアーも可能なんですね。

時間が余ったので、コナ市内の古い戦前の木造建築の商店街を散歩し、夜の公園にあるカメハメハ大王の銅像を車のヘッドライトで照らして見ました。大きなスーパーマーケット「Walmart」に行って、米国の消費者文化の一端を見学することもできました。
 その入り口では、慈善団体がクリスマス音楽の演奏やコーラスをして募金を集めていました。少々ご寄付しました。








亀に見送られて、ヒロ空港を後にしました。...また来るぞオ。




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マカデミア・ナッツ

2009-12-16 | 外国の風物
火山から降りて、マカデミア・ナッツの果樹園に行きました。



こんな林です。この右手の背の高い潅木がマカデミアの木。



 車を止めて、木の下を探すと緑の木の実が落ちていました。拾って、石の上で叩いて種を割るとこんな黄色い核が現れます。生でも食べることができました。

 これを熱で加工して塩をまぶすと商品のできあがり。


 
 木の実の収穫方法は、ただ木の下に行って落ちているものを拾うだけだそうです。機械を使ったり、ゆすぶったりもしない。なんとまあ、ロハスな作業方法です。

 よく街で見かける MAUNA LOA社 の加工工場と展示販売ショップが、この農園の奥にありました。

 工場の中をのぞくと働いている人はまばらでした。

 ハワイの人々は、普通の会社で事務職の人も、朝6時とか7時から働いて、夕方は3時とか4時とかに仕事を終えるそうです。
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食道楽 大阪

2009-12-15 | 食べること、レストランなど
大阪に行ったので、粉モンを昼食にすることに。

 天王寺公園にある大阪市立美術館での展覧会に行く途中、アベチカ(阿部野、あべの)のお好み焼の店に向いました。
 「あべ地下商店街」なんですが、地下鉄「あべの駅」で降りたら、間違い。実は天王寺駅の下にありました。土地勘がないと、「あべの」と「天王寺」の区別(一体化?)が分からない。

 やむなく地下駅(阿倍野)から地上に出てみると、一帯は昔スタイルの繁華街/商店街です。巨大なビルの解体工事が2つ進行中でした。こんな、デフレ・リセッションの時期に、解体・再開発して新ビルに入るテナントいるのかしら。

 目的の「あべとん」店に辿り着きました。



 ミックスねぎ焼を注文。...いまは、どこでも店で焼いてからテーブルに持ってきますね。別に、自分で焼きたいわけでもないけど。



 やまいものすったのがが沢山入っているようで、粘りとうまみ、甘みがよくバランスしていました。

かけるソースも選べます。ハーフ&ハーフで、普通のソースとポン酢味にしてみました。ポン酢という食べ方は初めて、でもおいしかった。
 (熱源はガスです。防災の点で、地下街なのに許されるンですね。既得権、でも少し不安)
 


この地下街、いや梅田(大阪の正面玄関)の地下街でも、昼間から堂々とお酒を飲めるカウンターや立ち飲みの飲食店が並んでいます。



 ふらふらと立ち寄りそうになったのだけれど、まだ予定がいろいろとあるので、今回はぐう~と我慢して次の美術館に急ぎました。



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大阪 「光の祭典」

2009-12-14 | 国内各地の風物
大阪のイベントを見物に出かけました。(12月12日)

 OSAKA 光のルネサンス 2009

 まずは、京阪線中之島駅のイルミネーションコンコース です。



 中之島の西会場に展示されていた「ルネサンス リバー クリスマス」


 
 西会場には、鳥取市砂の美術館の砂の巨大なアートや、テントの食べ物屋台が沢山。




 中央会場は「なにわ橋駅」のある中洲の中に。「フランス・デ・ルミエール」




 大阪市中央公会堂の正面をスクリーンにして、クリスマスのイルミネーションがプロジェクターで投射されていました。



  堂島川に対岸のライトが反射してきらめきます。時々、遊覧船が通ります。



 ここ大阪府立中之島図書館では、音楽と光のショーをやっていました。30分ほど行列して入場を待ちました。(無料)



 市役所の正面にも光の飾りあり。

 その南側の並木道には「中之島イルミネーションストリート」が出来ていて、音楽のリズムに合わせてライトの色が変化し点滅します。



 水もに写る光を楽しむため観光船が発着していました。




御堂筋も銀杏並木にイルミネーションが飾り付けられていました。



 LEDランプの性能が、近年著しく向上し、色も多くのバリエーションが現れています。大量生産ができるようになったので価格も大いに低下したようです。これらのライト群をコンピュータで制御するので、かなり変化のある表現ができるようになりました。

一眼カメラの明るいレンズの威力です。今回の写真はいずれも手持ちで撮影できました。



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溶岩トンネルの中を歩く

2009-12-13 | 外国の風物
噴火口は数十年単位で移動しています。
 ハワイ諸島は、太平洋プレートに乗って、毎年、西に7cmくらい移動しているとのことです。それが、マグマたまりから地上への噴出口が西に移動する理由です。

 すでに噴火活動が停止したカルデラがあります(最後は1959年)。キラウェア・イキ・クレータです。ここにはフラットになった火口原を歩くハイキングコースがあり、歩いている人が見えました。次回はぜひ歩いてみたいと思います。



鬱蒼たる大きなシダの林に覆われている窪地を降りていくと、溶岩トンネル(Lava Tube)がありました。



この火山の溶岩は、かなり粘度があるためゆっくり流れ、空気に触れる外側が急速に冷却して固まるのですが、内部は溶けているので上流からの圧力で押し流されます。徐々に流量が減少すると、このような空洞のチューブが残るというわけです。



 溶岩が、チューブの外壁で保温される結果、下流まで流れて行き海にまで達することがあります。そんな絵葉書が売られていました。

 現在でも、そのような生きた溶岩トンネルが存在しています。



地上の植物の根が、不気味に垂れ下がっています。



 200メートルくらいの洞窟でした。さらに奥には、300m以上もつながっていて、照明は無いのですが、懐中電灯を持って自己責任で入ってみることができるそうです。(その時は知らなかった残念)



このトンネルの中で、手をじっと見るとマナ(霊力)によるオーラ、青い光が見えるとの噂があります。日本のどこかのテレビ番組で放送したとか。

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