朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

賀茂川

2010-01-21 | 京都の文化(冬)
川岸を散歩しました。

 白い鳥が、川の水の中で直線的に一列に並んで立っていました。
 なんとも不思議。
 電線に留まるなら一直線になるのは当然ですが。






 この鳥は「都鳥」、正確にはユリカモメのようです。生物学的に都鳥は別の鳥のようです。




 川面に映った空と雲がきれいでした。


※JALのことは大きなニュースになっていますが、また明日にでも。

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近江商人訓

2010-01-20 | もろもろの事
京都の東に隣接する滋賀県は、昔は近江と呼ばれました。

 この地域は多くの成功した商人の出身地です。例えば、西武グループの堤さん。

 高度成長時代の前までは、京都、大阪の商家に「でっち奉公」すること。中学校を卒業すると男の子にはあたりまえの進路でした。(小学校を八日市という湖東の町で過ごしましたので、その当時の状況です[数年前に行ってみたら、小学校の合併でもう昔の校舎は消滅してました])



 近江商人訓

  一、勤勉努力
  一、正直堅実
  一、始末倹約
  一、陰徳善事

 この額は、鮎家という滋賀県にある佃煮屋さんに掲示してあったものです。
 「陰徳善事」とは、人のためになる良いことは隠れて実行しなさいという戒めです。




 この店の名物は、鮎の佃煮、それも子持ち鮎、これは最高にうまい。

 「鮒すし」も売っていました。これは、強烈に「クサイ」、なれ寿司です。子供の時にはとても食べられなかった。(今回もパス)



 こんな大凧も名物です。


~~~
メモ: JALが本日(19日)会社更生法を申請したと報道されています。そもそも、なぜ「破産」という「借金棒引き」にする法律が存在するのか、法人の「有限責任」とはどんな概念か、など、議論の前提となる「経済知識」に書きたいテーマがあります。今はちょっと他の仕事に追われているので、追ってコメントしていきます。

メモ2:「株主責任」と一概にはまとめられません。専門スタッフを擁する金融機関や大企業と、一般の個人株主では、知りうる情報やリスク管理の能力で圧倒的な格差があります。そのため証券取引法では、株式公開会社には厳密に「適時情報開示」を守るよう定めています。米国には「クラスアクション」という集団訴訟の方法があり(多分に弁護士の金稼ぎでもありますが)、破綻後の賠償請求に頻繁に適用されています。今回のJAL破綻事件も、この手法を使えば経営者の(グレーだけれど)一般個人株主に対して不誠実な対応を行ってきたことを訴追でき、過去1年間の平均株価の1~2割は賠償金(和解金)を獲得できるのではないでしょうか。破綻後は、国が経営者になるので日本的環境では裁判所がネックになって勝訴は難しいかもしれませんが。

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ラーメン

2010-01-19 | 食べること、レストランなど
近所には、なぜか多くのラーメン屋があります。京都のラーメン街道として、知る人ぞ知るの場所です。

 休日の昼に行った店です。




 写真ではわかりづらいですが、看板の上のラーメン丼から箸に引かれた麺が上下していました。





 これが店内。
 復活した(といっても以前のことは知らない)つけ麺を注文。





 ゆっくり食べていても麺が延びないこと、つけ汁の量を調節でき濃い味を少しだけ麺に絡ませることができる、具を元の味で楽しめるなど、ラーメンの幅が広がっています。

 ちゃーしゅうが厚くてソフトでとろけるよう。




 感想としては、薄味の選択肢も作ってほしいと思いました。

ですが、競争でラーメンも「進化」しますね。

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日本航空

2010-01-18 | もろもろの事
週末にのんびりテレビの報道バラエティを見ていたら、JAL企業再生の話しと小沢幹事長の資金問題が大きく取り上げられていました。

 このブログでも数日前に記事と返信コメントを書いたばかりですが、もう一度考えてみたいと思います。

 


 昨年12月、ハワイでの学会に参加するためにJALに乗りました。といっても、この写真の「JALPAK」という団体旅行で行ったわけではありません。

 ボーイング社のジャンボ旅客機B-747が就航してから、旅客運送力が一挙に数倍になったので、世界中の先進国で外国観光の団体旅行がブームとなりました。調べてみると、B-747は1970年1月にパンアメリカン航空等により運航開始されたとあります。

 日航も、パッケージツアーの販売を大々的に開始して「ジャルパック」の名称で一世を風靡しました。海外旅行の華やかなイメージです。当時は、個人が海外旅行の手配を自分だけですることは、ほとんど不可能でした。航空運賃も一般の個人には禁止的でしたし。

 そこで、例えば、日本からヨーロッパに行くには、シベリアのナホトカ港まで船で行き、ソ連(現ロシア)の鉄道でハバロフスクへ。そこから、ロシアの国内線の飛行機(アエロフロート航空、これは安かった)でモスクワへ飛ぶか、シベリア鉄道で1週間かけて列車の旅をするか。モスクワからは、列車を使ってレニングラードを経由して、フィンランドのヘルシンキに抜ける。あとは、欧州内の列車、長距離バスか航空機、レンタカーで。あるいは「ヒッチハイク」とかで旅行しました。(道路際で手を上げて自家用車やトラックに便乗させてもらう。今時の日本の若者には想像もつかないでしょうが)



 ***

 JALの企業再生の話しに戻ると、「国鉄」(今のJR)の時と破綻の原因はそっくりです。

 「親方日の丸」で、来るところまできてしまった。いざとなれば、国家[日の丸]の支援があるので倒産しない。貸し倒れも、解雇もない。実質的に関係者(経営者、取引先、社員等)の誰も困らないし、損もしない。国=国民が広く薄く負担するはずと。

 それでも、なんとか自民党政権の間は監督官庁が指導して取引企業の「奉加帳」方式(法律に触れない範囲で談合して損失等を先送りする)として「優先株」の発行で切り抜け。株主総会には情報を伏せておき、その数日後に突然発表して「株の希薄化」を正々堂々実施(2008年3月、1500億円の第三者割当て増資)。この行動はさすがに一般株主と一部マスコミの強い非難をあびました。

 2009年8月の政権交代により、今回の決算期にはもはや先送りが不可能となり「抜本的整理」となったわけです。

 政権交代して直ぐには、当事者であるJALと官庁、銀行を排除した「タスクフォース」グループを作り再建方法を提案させました。しかしその検討メンバーは「再建ファンド」の経験者ばかりでした。いわゆる「ハゲタカ」タイプ=徹底したリストラにより不良部分を切り捨て、価値が残っている部分だけを再生し「優良化」して、再度株式上場を果たして資金回収することが目的。その提案方式では広く賛成が得られないということになり、現行案(「企業再生支援機構」に任せる)となったようです。
 
 すでに前政権時代に決定されている「債務の政府保証」の約束により、1千億円を越える国民負担が現時点で発生しているそうです。今後、税金による公的負担はその数倍にもなることでしょう。
 現時点で報道されている「債務超過額」、全ての債務を資本金と資産売却(土地建物、飛行機、設備など)で返済すると仮定しても、返済しきれない借金額のこと、は8,600億円以上だそうです。

 さて、「民間企業」に多額の税金を投入する目的は? ・・私のマイレージを保護するため??


 ・民間企業(=株式会社)と公共事業の違い、
 ・税金で負担すべきことは何か、
 ・民主主義とは、
 ・法律は、選挙で選ばれた国会議員の過半数が決める、
 ・予算(税金の使途)も、国会が決める、
 ・予算の原案は官僚(中央官庁の公務員)が作って、大臣と与党議員が多少の修正を加えて決まる、
 ・決定された予算の実施は、官僚が仕切る、
 ・立法や予算実施のチェック役となるはずの新聞、テレビ、雑誌は時々はその使命を思い出すが、多くの場合機能していない。

(このテーマは続きます)(若い学生さんも読んでいるようなので、説明がしつこくて申し訳ない)

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Vin chaud

2010-01-17 | 食べること、レストランなど
一段と寒くなってきました。
 昨日の朝は雪がちらつき、窓から見える公園のグランドはうっすらと白くなりました。

 そこで、暖かいワイン、「ヴァン・ショー」を作りましたよ。



 近所の酒屋の店先に、ホット・サングリアのお奨めポスターが掲示してあったのです。サングリアは少々甘めなので、ホット・ワインを作ることにしました。

 レシピは、赤ワインとオレンジジュースを2対1くらいに混ぜて、シナモンパウダーを少々。これを鍋で暖めるのです。今回は、ガラス容器に入れて電子レンジでチンしました。

 なかなか美味。
 
 某国のスキー場で、仲間とワイワイ楽しんだことを思い出しました。



 パンとチーズ、赤ワイン。これで、スキーのランチは決まりでした。

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八坂神社の絵馬

2010-01-16 | 京都の文化(冬)
どこの神社でも絵馬がブームです。
 お賽銭だと、なかなか100円以上は奉納しませんから。絵馬は、普通で500円、大型だと1000円でしょうか。支払いにあまり抵抗がないですし。正月の破魔矢は、なにかもっと縁起もんと感じられるので、持ってかえっても飾る場所に困ったりして。



 祗園八坂神社でも、色々な絵馬があります。
 祗園さんの境内には、えびす、大黒さん、美容の神さんなど、小さい「神社」が沢山あります。そんな特長ある神さんの絵馬も並んでいました(写真の中、上段に並んでいます)



夜店の中には、昔懐かしい「射的」もありました。大きな温泉の歓楽街には、これや「スマートボール」、ストリップ劇場などがありました。まだ、そんな温泉地は残っているのでしょうか。白浜にはなかったような・・・

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和紅茶

2010-01-15 | 食べること、レストランなど
紀伊半島の海岸線をドライブした際、三重県に入って「道の駅」に立ち寄りました。

 そこで見つけた一品。



 熟成「伊勢の和紅茶」 あ~あ、ふ~う、ほ~つ
 三重県松阪産茶葉100%使用

 ”日本一の深蒸し茶の郷より 新たな試み「伊勢の和紅茶」を 
  作ってみました。
  従来の紅茶より甘く、 砂糖なしでもお飲みいただけます。
  熟成する甘く、まろやかになり、
  香りも良くなる伊勢の和紅茶です。”

 と、袋に書いてあります。

 正直、それほどの個性は、まだ感じられませんが、今後改良を重ねればブレークする感じがあります。
 日本の緑茶の葉で、「紅茶」を仕立てる。ちょっといいアイディアだと思いました。
 今まで、なぜなかったのでしょうか。

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駅中限定

2010-01-14 | 食べること、レストランなど
京都市営地下鉄の企画です。

 「駅中限定」スイーツとしてこのお菓子が発売されたので、さっそく地下鉄京都駅で買ってきました。



 水尾の柚子ちーず「麿のおきにいり」

 ふわっとした淡い甘みのケーキです。柚子の里、水尾には、愛宕さんに登った帰りに降りた集落だったので、一段と愛着を感じました。

 市営地下鉄は、数年前に東西線を増設したのですが、利用客数の見込みが外れて大幅な赤字になっています。地下鉄建設費だけではないですが、それらも主な原因で京都市は財政再建団体に陥る寸前。運賃の値上げの提案もあったのですが、新たな地方債発行ができることとなり、当面は値上げはしないと報道されています。
 市バスは、清水寺、祗園周辺など、乗客で混雑していますが、地下鉄はそうでもなく、特に東西線はいつも空いています。
 公共交通インフラの建設とその維持は、京都みたいなコンパクトな中規模観光都市でも、難しい問題にになっています。

 根本的な対策は、地下鉄やJR、私鉄の東西南北の市域周辺駅に大型駐車場を整備して、パーク&ライドを徹底する規制を行うこと。市内交通は、バス(ホテル、デパート、企業等の集団送迎を含む)、タクシー、鉄道に制限し、域内移動は自転車(乗り捨て式)、トラムの新設、徒歩支援を整備することではないでしょうか。
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まぐろ、回転すし

2010-01-13 | 食べること、レストランなど
紀州に行った時、白浜から潮岬方面に半島を周回ドライブしました。



 昼時になりました。同行の母はこの日の朝はホテルで普段より多様な朝食を取ったため、まだお腹はすいていないと言います。そこで、分量を調節できることも利点である「回転すし」に入りました。

 串本は、遠洋漁業でマグロの水揚げが多い港です。店内の空中に、大きなマグロの模型が泳いでいました。



 本物の水槽もあって、その内にも魚が泳いでいます。




 母は2皿、ボクは数皿取りました。流れてくると、つい取ってしまいます。
 もちろん、注文で握ってもくれます。
 本マグロのトロ(1カン300円)も2皿。満足でした。カメラで撮影することを忘れて食べてしまったので、とろ寿司の写真はなし。

 ショートケーキなどスイーツも色々と流れてきます。

 回転すし店に入ったことはほとんどないようで、珍しがっていました。親孝行になりました。


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京野菜

2010-01-12 | 京都の文化(冬)
京都市の北東部大原を車で通りがかったときに、この店に立ち寄りました。普段は自家用車を使わないのですがこの時は別の理由で車に乗っていました。



 京特産の野菜と果物や、その加工品を販売しています。



 おいしそうな新鮮野菜がいっぱいあって、どれも食べてみたい気持ちになります。



 上の堀川ゴボウというのは、腕ぐらいの太さがあります。でもしっかり料理すれば、軟らかくて美味しい。





 確かに「洛北」ではあり、京都市です。

 これはブランド価値の教材になります。
 
 「軽井沢」なる地名に東西南北などの形容詞をつけて、地名を変更した地域もありました。そうすれば土地の価格が上昇したから。
 

で、滋賀県と福井県も京都府と合併して、京都州になればいいですね。
 もしかしたら、奈良県と三重県も一緒に。大阪府も、大赤字でいやだけど、希望すれば仲間に入れてもいいかも。

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