朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

亀すし

2011-01-21 | 食べること、レストランなど
「京の着だおれ、大阪の食いだおれ」といいます。

 本当でしょうか? 派手な着るモンは大阪、美食は京都、と最近はなっているのでは。

大阪に行ったのでなにを食べようか迷いました。1月3日なので開けている店が少ない、特に家族経営、オーナー店長の所は。



曽根崎の商店街アーケードから少し横丁に入ったこのすし屋にしました。

ドラゴンボールの亀仙人と「同じマーク」だって!



順不同で写真だけ、並べます。



お酒は、分厚いすず合金のちろりで供されます。いかにも庶民的。父が存命だった時、いつも燗酒でした。でもお湯でお燗のは手間が大変なので、電気ポット式の燗酒器で暖めていました。



安くて美味しいので、次々とお客さんが入ってきました。



蛇足です。熱燗は下品な飲み方です。香りよくゆっくりと日本酒の味を楽しむときは、ぬる燗がよい。
 「ひや」とは常温(室温)のお酒。昨今は冷酒ばやりでですが、ワインの影響でしょうか。それも悪くはないですが。
 以前、欧米では、「日本のお酒は熱くして飲む」と伝聞されていて、海外の和食店でも燗酒が普通。すると口をつけた最初アルコールの匂いが強いので、アルコール度数もウオッカ並みと「誤解」され、日本酒は強い酒だと認識されていました。すぐに酔うと。

亀すし 総本店寿司 / 東梅田駅梅田駅(阪神)梅田駅(大阪市営)

夜総合点★★★☆☆ 3.5


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大阪道頓堀の正月

2011-01-20 | 国内各地の風物
ちょっと用があって、大阪の繁華街に出かけました。(1月3日)



グリコの看板です。最近は電子看板も進化してきて「デジタルサイネージ」というしゃれた名称になっています。

三が日の最後、翌日から「平日」で出勤という人も多いせいか沢山の若い人、年配の人も繰り出していました。



これは歌舞伎座。東京とは全く違った雰囲気の飾りつけです。



立ち食いのらーめん屋も大繁盛していました。



道頓堀橋の上で人が集まって、ケータイで誰かをパチパチ撮って騒いでいました。

奥に写っている二人の人。

お笑い芸人のスター(の卵)らしいですね。名前はなんというのでしょうか?

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ダイエット食材

2011-01-19 | 食べること、レストランなど
これは、フライドチキンです。



各種のダイエット食材があって、テレビの番組で紹介していました。

つい試してみる気持ちになって、ネット通販で購入。便利です、インターネットは。



こんな風に出来上がります。味は、少しあっさりしているのですが、知らずに食べれば、チキンですね。

原料は、こんにゃくとおから(だったと思う)。よくできた食材ですが、度々食べたいとは思いません。
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平松礼二画伯、湯河原温泉街

2011-01-18 | 国内各地の風物
先月、湯河原の温泉宿に滞在した折、谷間に多くの旅館が寄り添って立ち並んだ温泉街を散歩しました。

観光バスに乗って職場の大きなグループや地域の団体で温泉に泊まりに行き、大広間で宴会するといった慰安スタイルはすっかり影を潜めてしまいました。今盛んな団体旅行は、折込広告やDMで一般募集した「廉価版バスツアー」です。しかしこれでは益々デフレになる。

そのせいでしょうが、谷川に沿った大きな旅館の多くが営業停止しているようです。一部の旅館は、思い切って家族向けや高級店に改装してそれなりに成功しているようです。

廃業した旅館を買い取って設立した、町営の美術館があったので見学しました。

温泉地での保養は、今後滞在型にしないと付加価値が増えない(利益がでない)と思うのです。そのためには地元で協力して、美術館、公園(散歩・ジョギング・スポーツ)、参加型アクティビティ(ハワイならフラダンス教室のように)など作っていけばいいのに。



常設の展示室には、この温泉町にゆかりのある画家の作品が展示されています。例えば、竹内栖鳳の雀の屏風絵とか。いずれも昭和前期の画家が多いようです。

一方で、現在活躍中の日本画家、平松礼二画伯の展示館がありました。日本画なので岩絵具を使っています。

この時は、ニューヨークをテーマにしたなかなか意欲的な作品が並んでいました。



この方は、十年ほど前から月刊誌文藝春秋の表紙を連載していましたが、先月2010年12月号で終了となったようです。

日本画の画材、岩絵具や和紙、板などを使って、洋風のテーマや抽象画を描いてみたい気持ちになりました。

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モリタ屋

2011-01-17 | 食べること、レストランなど


さて、創業明治二年、この「モリタ屋」はなんのお店でしょうか?

不思議な図柄です。屋台、馬車、それとも牛車かな。

...~~~...


正解は、木屋町にあるすき焼き、牛鍋の店です。本店は四条大宮とか。
来訪した牛肉好きな息子と一緒に元旦の夜に出かけました。

たたみの純和室で、座卓にて鉄鍋とガスコンロで調理をしてくれます。

最初に牛脂で鍋底をなぞってから、ザラメ砂糖を熱くなった鍋に降りまきます。それが少し融けたところに霜降り牛肉を並べてさっと色が変わる程度に「焼く」。



仲居さんが各自の生卵碗に取り分けてくれます。喧嘩しないようにと。



うむ~~ぅぅ、 至福の味わい。

一応「京都肉」とはキャッチフレーズに書いていますが(それを使用とか産地が京都とは明記してはいない)、仲居さんが説明するに「店主が日々判断して最適な肉を仕入れている。宮崎なども良い。京都というとかつては丹波の肉が良かったが、価格と品質からいつもそれが最良とはいえないようです」と。



最初の肉のあとは、次の肉(脂肪の比率が少ない)を入れて同時に野菜なども入れて煮ます。



これが完成の姿です。

うは、うは、..と、熱々を頂きました。

日本酒は、純に京都産を燗酒で。



最後はアイスクリームのデザートでした。(選択あり)

~~

伝統的な日本の食べ物「すき焼き」屋で、デザートを出す。。。。

 今ではデザートが普通ですが、ボクが会社に入って2年目くらいの時に、会社に来訪したオーストラリア人を休日、日光に観光案内せよとの業務命令があり、東武特急電車で上野からご案内しました(一対一で即興の英会話を数時間ずーとすること、その冷や汗を体験したのも初めて)。無事東京に戻ってきて夕食となりました。希望を聞くと「てんぷら」とのこと。そこで、乏しい飲食店の知識と予算(与えられた社用交際費)の兼ね合いで、銀座の天一に行きました。てんぷらを堪能してさて終わったと思ったら、

 彼が「スイートは?」と聞いたのです。新米サラリーマンは、意味が分からず聞きなおしました。そうデザートなんです。
 店の人に、アイスクリームとかショートケーキとか無いですかと聞いたところ「ありません」。銀座の一流店ですよ。
 やむなくタクシーを拾って帝国ホテルに連れて行って喫茶店で、アイスクリームをご馳走しました。
 そんな時代だったのですね、東京の都心でも。

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下賀茂神社

2011-01-16 | 京都の文化(冬)
神社への初詣は、下賀茂へ。



破魔矢のデザインと色の配列は、こう眺めると斬新です。武具である弓矢を縁起物にするなどということは、いつから始まったのかしらん。

武運長久とか戦勝祈念をすることも中世の神道の役割だったためでしょうか。



残雪を手で固めて「雪うさぎ」が並んでいました。ちょうどうさぎ年ですし、良い記念です。



こちらにも沢山。



ケータイにカメラ搭載が普通になって、写真を手軽に撮影して記録したり送信することが容易になりました。



今年の京都正月風景のブログには、こんな雪うさぎや雪だるま写真が色々と掲載されたことでしょう。

~~

 雪だるま、つまり snowman で思い出しました。

 以前、ある国際会議でのコーヒーブレイクに時に、米国の人から「社内資料だけれど内緒で渡す」とペーパーをもらったのです。題名に"Strawman Model" と書いてありました。非常に技術的なことを議論していた会議だったので、その題名の意味が理解できなかった。まあ「たたき台」(素案、一次案)という意味で「案山子(わら人形)」なのかなと。

 今回、少し辞書を引いてみると、「つまらない見当はずれの意見」という意味があることを知りました。つまり相当に謙遜した表現ですね。日本の企業や役所での「たたき台」の案とは、普通は半分以上検討が終わっているほぼ最終案に近い場合が多いのです。

 米国人がそんなに謙遜するのは珍しい。そう思ってさらに調べると、

"ストローマン(英語:straw-man)は、議論において対抗する者の意見を正しく引用しなかったり、歪められた内容に基づいて反論するという誤った論法、あるいはその歪められた架空の意見そのものを指す。藁人形論法ともいう。語源は仕立て上げられた架空の存在を藁人形に見立てたことからである"(Wikipedia)

とあります。つまり、もっと強烈に「意図的に混乱を狙った架空の意見」という意味があることを知りました。

 ジャーナリズムでは、往々にこの手法が意図的に使用されるようです。

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門前町の楽しみ

2011-01-15 | 京都の文化(冬)
清水寺の門前には多くのお店が並んでいます。こんなに集中して店が並ぶ門前は京都でも他にはないと思います。

門徒さんの数で大きい浄土真宗の西本願寺、真宗の東本願寺の門前町は仏具店程度。知恩院も境内は広いですが門前はバス道路で終点。

八坂神社の門前、祇園は賑やかですが、門前町というよりは花街。神社と独自の伝統文化、エンターテイメントが融合し発展していますから。



この飾りを「餅花」ということを知りました。実際に紅白の餅を柳の枝につけて作ります。

この八橋屋は、変り種の生八橋を得意としています。これもマーケット・ドリブン、つまり売れそうな具材を冒険的になんでもチャレンジしています。一時期のスパゲッテイ屋のようですね。(納豆スパゲッティなど定着しました)



食べ物屋がはやっています。



コロッケ最中とか。。



焼餅ではなくて、あげもち。



こんなお正月を楽しみました。
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清水寺

2011-01-14 | 京都の文化(冬)
元旦の初詣は、正月の雰囲気を多くの人出の中で味わうのも良かろうと、清水寺に参詣しました。



前日の雪も止んで、青空となりました。さすがに京都最大級の観光名所です。大勢の参詣客が好天の雪景色を楽しんでいました。



だれもがカメラを向けるこのショットも記念に一枚。



欧米語、中国語など外国語も飛び交っていました。



気温が上がってきたので雪がどんどん融けてきましたが、生垣の上に積もった雪を集めて、かわいい雪だるまを作ってならべるお客さんも多くて。




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緑茶の効果

2011-01-13 | もろもろの事
昨日(1月12日)の夜、NHKの番組「ためしてガッテン」で、静岡県掛川の緑茶効果が紹介されました。

かなり客観性のある疫学的調査、3ヶ月間の二重盲検試験によってこの地の緑茶成分カプセルと偽薬カプセルの飲み比べがなされて、血液中の悪玉コレステロールの濃度低下とウエストサイズの減少が報告されました。



明日、食品店の棚から掛川産「深蒸し茶」が売り切れになることでしょう。

緑茶の効果は、がん死亡率の低下、心臓病や脳卒中の予防にもつながるとか。掛川だけに限らず緑茶産地の多くの町ではこの数値が低いとの統計数値がでています。(トップは東京都国分寺でしたが、なぜでしょうか?)



NHKらしく、番組のなかで他の産地の緑茶でも、多少の工夫をすれば同等な効果が見込めるそうです。三重県の深蒸し名物の伊勢茶も当然OK。

1.小形すり鉢に少量の緑茶葉を入れ、少し熱湯を加えてすりこ木で1分間すりつぶしペースト状にする。
2.熱湯200ccを注ぐ。茶漉しを使用して、やや濃い目にお茶を湯飲みに入れる。
3.その茶を飲む。一日に多くの緑茶を飲むと良い。
  ....テレビで紹介された掛川の年配女性は毎日3リットル、他の市民も10杯以上とか。

4.残った「茶殻」は乾かして、色々な料理のアクセントとして混ぜて使う。例えば焼きそばや煮物など。

こうやってお茶の成分を全て食べることで、一層、健康上の効果が増すらしいです。

さっそく明日から実行しましょう。「伊藤園の株」も注文しようかしらん。

海外にも積極的に「日本の緑茶効果」を大々的にアッピールして、欧米の健康コンシャス層や中国・華僑の富裕層向けに輸出できればいいですね。
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ラーメン あかつき

2011-01-12 | 食べること、レストランなど
神社仏閣の話が続いたので、閑話休題。といっても、食べ物のテーマです。

大晦日から三が日、息子が滞在したのでおせちなど正月らしい食事も頂いたのですが、京都名物のラーメンを食べに元旦に出かけました。



ラーメン街道に近い所に住んでいますが、白川通を少し南に歩いて「ラーメンあかつき」に行きました。

幸いすぐに入店できましたが、その後どんどんお客が来て、帰る時には外で4人が待っていました。噂どおり人気店です。



以前に一度入ったことはあるのですが、改めて美味しいラーメンだと思います。スープはとんこつ・しょーゆ味ですがあっさり系。また再訪したい。

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