朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

鹿児島2

2012-09-10 | 国内各地の風物
翌日朝は、この城山観光ホテルの名物、展望風呂にて朝風呂です。



もう最高でした。屋内の大浴場、サウナなどに加えて、露天の広い展望湯船がありました。写真撮影はなし。実際に訪問してそのすばらしさを体験してください。

この日の宿泊契約は「室料のみ」。朝食の価格を見ると2,100円のビュフェとか。食べ放題はよくありません。ついたくさん食べる、行儀もよくない。そこで、売店でぶどうジュースを買ってそれで終わりにしました。

今回は仕事の旅ではないので、せっかくのホテル滞在をのんびりと楽しみます。

帰宅は夜の飛行機なので、さて今日の数時間をどう過ごすか。結論は・・・

やはり「桜島」でしょう。

まずはホテルの無料バスで鹿児島中央駅に行き空港バス停留場のコインロッカーに荷物を置く。



市電で桜島フェリー波止場まで行くことにしました。



市電、あるいはトラム、が残っていて素晴らしい。しかも線路の空きスペースには芝生がびっしりと植えてあります。



港に到着して、早めの昼食にしました。



フェリーターミナル2階のラーメン屋です。



黒豚ラーメン、当然、鹿児島ラーメンです。とてもおいしい。とんこつだしですが、コクがあってしつこくはありません。黒豚はしっかりした味で、脂っこくもなく食べごたえがありました。



こんな店内でした。




いよいよフェリー乗船。かなり頻繁に就航しています、24時間運行だそうです。自動車も載せます、というか車の方がメインでしょう。



桜島がどんどん近づきます。
(つづく)

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鹿児島

2012-09-09 | 国内各地の風物
鹿児島に夕刻到着しました。城山観光ホテルに宿泊します。桜島と市内を見下ろす絶好の場所にありますから。



部屋に荷物をおいてさっそく、城山展望台へ。



桜島の上半分には雲がかかっていますが、やはりこの景色が鹿児島でしょう。

西郷隆盛も最後の時間をこの城山で過ごして覚悟の戦死をしました。

江戸時代の最後から明治維新にかけて、薩摩藩の島津公三代の活躍も興味ある日本の歴史です。この城山の周辺にはそんな記念碑が多く残されています。

山を遊歩道に沿って下っていくと、「天文館」という繁華街があります。



島津公は当時日本よりも圧倒的に進んでいた外国の科学技術を取り入れることに、江戸幕府よりも大いに先進的でした。徳川の定めた国禁を犯して若い藩士たちを欧州に留学させたのです。

その内の一つが天文学。帰国した藩士たちが活動したのが天文館という天体観測や暦の研究施設でした。その後、この一帯は商業施設や飲食業が発展したのです。

この日の夕食もホテルでは取らないので、このあたりでよさそうな店を探しました。小ぶりの店で落ち着いた雰囲気の薩摩料理店、といっても外観からしか想像できませんが。



とある一軒に入店。さすがに焼酎の酒類が豊富でした。黒板と紙のメニューを見ながら、そして大将のおすすめを聞いて幾つか注文。



突き出し。なんとかという小魚と大根の煮物、ナスの煮こごり(だったと思う)、美味い。



刺身を見繕いで。刺身醤油には二種類がきました。地元のはかなり甘い、右は関東風でつまりキッコーマン。



きびなごの塩焼き。この魚はやはり鹿児島でしょう。



さつまあげ。ほかほかとソフトで実にうまい。

このへんで、打ち止めのつもりでしたが、大将と話をしていて、「へちま」を鹿児島では食べると聞いて、つい追加。



黒豚とへちまの味噌炒めです。ヘチマは、繊維も癖もなくて若いかぼちゃといった感覚で汁気が多かった。これも、おすすめです。

薩摩焼酎を頂いて、地元の料理を十分に堪能しました。
 (薩摩酒肴屋 蘇麻(そま)HANARE)

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特急「指宿のたまて箱」

2012-09-08 | 国内各地の風物
指宿から鹿児島に戻るときに、こんな変わった列車に乗りました。



3両編成で毎日3往復しています。

車両の色が、左右で白と黒に塗り分けられています。陸側が黒、海側が白、開けてびっくり、たまて箱という趣向です。



ドアが開くと扉の上から、白いミストが吹き出しました。写真のタイミングが遅れて、ほとんど写っていませんが。



長崎鼻に竜宮神社があったように、この地は竜宮伝説の発祥地として、JR特急にこの名称を選びました。

車内のデザインも、著名なデザイナーに依頼して、とても楽しく美しいインテリアとなっています。

路線は、常に東側が錦江湾の海に面しているため、半分の座席は窓を向いた配列になっています。



指宿駅を出発する時には、観光案内所のみんさんがお揃いのハッピを着て旗を振って、見送りをしてくれました。船の出港みたいです。



本棚があって自由に本を読むことができます。



子供のお絵かきコーナー。



こんなイラストの額もあります。





料金は、1時間弱の乗車にしては高めですが、観光に特化した乗り物なので素晴らしいとおもいました。

JRは民営化してとても良くなりました。時にJR九州は、アイディアが素晴らしい。

指宿のたまて箱、JR特急


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砂むし温泉、指宿

2012-09-07 | 国内各地の風物
指宿(いぶすき)の名物、天然砂むし温泉に入りました。



海岸の左手には、指宿の「ダイアモンドヘッド」が見えました。



遠方に見える山が、指宿の「ダイアモンドヘッド」だそうです。ハワイのDiamond Headの紀行記事は、ここここです。

この海岸の砂浜には、なんと、、



暑い温泉の蒸気がにじみでています。

係の人がスコップで砂を掘ってくぼみを作り、そこに寝ると体の上やまわりに砂を盛り上げてくれます。

砂がやや重い、でも、とてもいい気持ち。一応10分間で入浴を終了するとのおすめですが、今回は約20分居ることができました。極楽の気分でした。

波打ち際には、熱水が湧きだしているのが見えます。90度くらいの温泉のお湯なので触るとやけどするそうです。



この会館の内部には内湯もサウナもあるので、砂湯の後はシャワーで砂を洗ってゆっくりとお風呂に入ることができました。

楽しい一日でした。
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池田湖

2012-09-06 | 国内各地の風物
登山の予備日にとっておいた翌日は指宿とその周辺を観光しました。

指宿の観光名所を周遊して乗り降り自由のバス券がありました、1日で1000円、リーズナブルです。
バスの運転間隔は45分程度。



まずは、池田湖へ。
この湖は、なんと九州で一番大きい湖だそうですが、でもほとんど池だといえます。九州は水たまりが少ないのですね。

昔、英国のネス湖で怪獣ネッシーが目撃されたことが波及して、この池田湖でも不思議な動物の姿を見たという人が現れました。それが「イッシー」です。

本場のネッシーは、その記録映像が捏造されたことが発覚して今はジョークになっています。

ここ池田湖のイッシー像は、みなさん、楽しんでいました。



ついでに、・・ Oh this is my lake.



本当に、イッシーが発見されたらいいですねえ~~

実はオオウナギが実際に生存していて、地元の天然記念物に指定されています。ただし、大きいだけで普通の鰻ほどは美味しくないようです。

この看板の国立公園名称の表示は古くなっています。国立公園の規定が最近変わって、屋久島が独立分離して、
霧島錦江湾国立公園となっています。

イッシーは、地元のコミュニティバスの名前にもなってました。



次は、長崎鼻。不思議な名前ですね。

途中にはさつまいも畑がいっぱいありました。



長崎鼻バス停で降りて歩いていくと、





こんな感じで店が並びます。



晴れで気持ちいい、でも暑い!



昨日、登った開聞岳が見えます。今日も上の方は雲。



竜宮城にいったとの伝説が神社になっています。日本は多神教なので、八百万の神様を敬います。



これは、カキ殻を「絵馬」にした工夫です・・驚き!

ーー1年間は社屋で祈念していただけるとのこと。

乙姫さまは神社にて神様になったので、きっと喜んでいることだと思います。



紫いものソフトクリームです。


この近くに地熱発電所(九州電力)がありました。



小ぶりでも、地熱を利用して頑張っているようでした。

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JR日本最南端の駅「西大山」

2012-09-05 | 国内各地の風物


開聞駅(JR指宿枕崎線)は無人駅でした。下りの列車が19時ころに停車すると高校生が数人降りてきました。ローカル線は特に通学生徒にとって重要です。



その後はまったく人がいなくなったので、汗だくのシャツを着替えて上りの列車を待ちます。大きな月が出てきました。静かです。



時間になると正確に林の中の線路からゴトンゴトンと列車が近づいてきました。

なにか、トトロの猫バスを待っているような気分です。



開聞駅から2つ目が「西大山」でJR日本最南端の駅です。

停車時間が短く、外のプラットホームは暗いのでいい写真は撮れず。



そのかわりにこんな証拠写真をパチリ。ワンマン運転なので、降りるときに料金を払います。



山川駅で乗り換えると、こんな「菜の花色」の列車が待っていました。

朝食だけのプランのホテルなので、駅を降りて帰る途中のコンビニで冷やし中華と焼酎を買って、夕食にしました。



・・この日の登山でエネルギーをたくさん使ったはず。総歩数は、33,550歩、ここ二、三年間の最高記録です。・・期待して、入浴のときに体重計に乗ったのですが、・・変化なし。残念。
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開聞岳登山2

2012-09-04 | 国内各地の風物
知覧という旧陸軍飛行基地がこの山の北側に30キロくらい離れた町にあります。そこは特攻隊の出撃地として知られています。特別攻撃というのは、戦闘機に片道だけの燃料を積み込み、その分多めの爆弾を抱えて、敵(米軍)の戦艦に突入攻撃をすることです。「神風攻撃」として恐れられました。

年若い飛行兵たちが基地を飛び立ち、目立ってきれいな開聞岳に最後のあいさつをして、攻撃目標に向かって行きました。



だんだんに傾斜が厳しくなってきます。樹木に囲まれているので眺望の開けた場所は少なくて、それでも4カ所だけはヘリコプターで救助する場所の看板が立ててありました。



木の根が階段のかわりになっています。



ここまでに、下山する男性一人とすれ違っただけでしたが、ここ8合目で十数人の子供たちを中心とするグループに追いつきました。

400m進むと、1合ぶん登ったことになります。



岩とロープが現れました。こんな岩をよじ登るも楽しい。



9合目で記念写真を撮っている小学生。元気です。



もう少し大きな岩場がありました。このあたりは、大きな岩、ゴツゴツした石ばかりの登山道になりました。滑って転ぶと岩の角で怪我をしそうです。小学生グループの若い男性リーダーが始終大きな声で冗談を交えつつ注意をしていました。




頂上近くの「救助ポイント」、万一ヘリコプターで救助が必要な場合のアクセス場所ですが平坦な土地はなく、樹木が途切れているので上空から吊り上げることができます。



山頂に到着できました。神社のお社が安置されています。

目標の午後3時を8分だけ超過していましたが(15:08登頂)。



昭和63年7月20日に皇太子さんが登頂したと記された石碑があります。雅子妃も一緒の登山でした。



標高924m。残念ながら、霧に囲まれているので眺望はありません。

途中で追い越した小学生たちが、少し遅れて登ってきました。リーダー男性によると5時間かかったとのこと。

私の場合は、2合目登山口から2時間55分、バス停登山口からでは3時間22分でした。



登頂を喜ぶ子供たちです。

~~

下山は、意図的にゆっくりと歩きました。足を踏み下ろす時のショックが膝や筋肉に負担を与えるからです。

下山開始は15:30、2合目登山口到着が18:05ですから、所要時間は2時間35分。もう少し時間をかけてもよかった。



これが歩数計の記録です。12時台は、登山開始直後なのでまだ傾斜がゆるい道ですが、その後厳しくなり歩数が減り、15時台は登頂して休憩した20分が含まれるので、歩数は少ない。それ以降は、下山なのでやはり時間あたりの歩数が増えています。

麓から、指宿の宿に帰るバスはもう終了していたので、JR枕先線の開聞駅発19:17にあわせて、のんびりと集落の中を駅まで2kmほど歩きました(18時台)。
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開聞岳登山(鹿児島県指宿市)

2012-09-03 | 国内各地の風物
九州の南端近くに、開聞岳というきれいな円錐形の山があります。


 (長崎鼻よりの遠望:2012-08-30)

若い頃から山歩きが好きだったので、いつか行きたいなと思っていました。深田久弥の名著「日本百名山」に第99番目の山として取り上げられています。

まだ体力があるうちに、思い切って行ってみることにしました。

まず今月8月の中旬に計画して飛行機やホテルの予約までしたのですが、台風が到来してフライトが全面的に停止してしまいました。残念。

リベンジとして、8月下旬に再度フライト予約。ですがこの時も台風が二つ近海をうろうろして、かなり気をもみましたが、出発前日に沖縄を通過して南シナ海に北上して、搭乗機は無事に鹿児島に到着しました。宿泊は砂むし温泉の町「指宿」(いぶすき)です。

翌日、台風一過の好天気を期待したのですが、当日朝の天気予報では一日中、雨とのこと。今回は予備日を一日設定していて、翌日の予報は晴れ。躊躇なく、登山は延期と決めました。

まずこの日は事前トレーニングで山の周辺を歩いてこようと考えました。軽登山シューズ、傘、リュック、着替え、コンビニにておにぎり、菓子パン、お茶、水PETを仕入れて、JR指宿駅まで出かけました。

午前10時過ぎから小雨が止んで、雲の隙間から青空も見え始めました。ともかく登山口までいって見ようと決心。

JR枕崎線は運行間隔が長く開きすぎて、役に立ちません。平日の朝夕は通学生徒、病院や買い物の地元老人むけのダイヤになっています、つまり昼間はほとんど運行しない。

観光客むけにはバスがありました。有名な観光スポットと、合わせて幾つかの集落をぐるぐる回っていきます。たっぷりバスに乗って、ようやく登山口に到着。



時刻は、正午少し前。

元々の計画では、ここに午前9時半ころに着いて登山開始するつもりでした。天気は回復して、雨はやみ曇りで少々青空も現れました。

登山と下山の標準時間をざっと計算すると、往復で6時間程度です。難易度は高くない山と調べてきたので、この際「午後3時まで登る」と決めて、その時間内にいける所まで登ってみることにしました。



この写真のあたりまでは、実は車で来ることができます。バス停からの片道1.5kmくらいの道のりは歩くことを短縮できます。そこで当初はレンタカーか電動自転車(またはバイク)レンタルも考えていたのですが、この日は下見トレーニングとして出発したので、当然歩きです。



2合目のポイント。
車道が終わって、本格的な登山道になります。ここまで、バス停から27分間でした。(12:13)

登山下山時間の目安が、掲示されています。



老人は、下山時には足元に気をつけて、特にゆっくりと歩きなさいといくことでしょう。先ほど決めた午後三時の期限に照らすと、ギリギリのタイミングですが(成人と老人の中間の時間なら登頂成功)、登山開始。

~~

樹林に囲まれて快適なハイキングです。




花はほとんど咲いていませんが、こんな花がありました。ウツギでしょうか?



(つづく)


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フィシャーマンズ・ワーフ(米国、サンフランシスコ)

2012-09-02 | 油彩水彩画、雑誌の表紙
昭和の時代、日航旅客機が米国大陸に最初に着陸するのはこの都市であったと記憶する。
日本発ヨットによる単独太平洋横断もここがゴール。
赤いゴールデンゲートブリッジが霧に隠れ、夏でも海流の影響で涼しいこの港では、名物のダンジネスクラブを食べねばならない。(ITUジャーナル Sept.2012)
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沖縄朝顔

2012-09-01 | 国内各地の風物
中央高速道の双葉サービスエリア上り線に、鮮やかな朝顔が咲いていました。




大きな壁一面に栽培されています。



沖縄朝顔と表示されていました。

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