ユングの霊言が明かす現代心理学と宗教の葛藤 フロイトは地獄だがユングは?
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フロイトとユング。心理学を語る上で外せない大家だ。しかし大川隆法・幸福の科学総裁の霊査で、フロイトは現在、自分が死んでいることも分からないまま、地獄に落ちていることが判明している(『フロイトの霊言 神なき精神分析学は人の心を救えるのか』大川隆法著)。
ではユングはどうなのか。それを明かしたのが、15日に全国書店で発売される『「ユング心理学」を宗教分析する「人間幸福学」から見た心理学の功罪』(大川隆法著)だ。ユングが今、何を考え、どこにいるのかを探るため、大川総裁がユングの霊言を収録した。それを書籍化したのが本書だ。
夢判断で有名なフロイトは現代心理学の礎を築き、ユングも一時期、親交を深めた。しかし、神を否定し、精神分析をすべて「性衝動」に結び付けるフロイトとは考え方が合わず、ユングは独自の学問を創り上げていく。彼は、個人の深層心理の奥に、人々が共通してつながっているという「集合的無意識」という概念を導入。また、通常はオカルトに分類される「虫の知らせ」を、「共時性」という概念を用いて科学的に説明している。
今回の霊言でユング霊は、自身の築き上げた研究成果や世界観などについて語り明かした。特に宗教と心理学との関係については、現在の精神分析が唯物論に偏っていると感じていると、本心を吐露している。ユングは生前、曼荼羅に惹かれたが、その背景には唯識論を説いた僧としてインドで生まれた経験があったことなどを語っている。また、誰もが知る高僧として、日本にも生まれていたとも語っており、興味の尽きない一冊と言える。
「心理テスト」など、今や心理学は多くの人にとってなじみ深い分野になっている。フロイトやユングの霊言を通じて、現代心理学の根底にある問題についても目を向けてみてはいかがだろうか。
【関連書籍】
幸福の科学出版 『「ユング心理学」を宗教分析する』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1086
幸福の科学出版 『フロイトの霊言』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1023
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