国立新美術館で行われている「Theハスプブルグ」を見に行きました。
国立新美術館そのものに行くのが、初めてなのですが、大変立派な美術館です。
今だったら、事業仕分けでアウトかな?と思う程の実に立派な美術館です。
さて、ハプスブルグ家といえば、ヨーロッパ王家、特にオーストリア、神聖ローマ帝国、スペイン等で数々の国王や皇帝を輩出してきた一族です。
例えば、ハプスブグルグ家とは、以下のような国王、皇帝等々を何世紀にも渡って輩出して来た名家中の名家なのです。
・スペイン国王*
・ボヘミア王
・ドイツ王
・神聖ローマ皇帝*
・オーストリア皇帝*
・ポルトガル王*
・ハンガリー王
・ボヘミア王
・ネーデルラント総督
・ポーランド王
・ベルギー国王
・デンマーク王
・アルプス王
・ナポリ王
・シチリア王
・バイエル王
・メキシコ皇帝
・ブラジル皇帝
(注記)*のあるものは、何人もの国王や皇帝を輩出したという印です。
歴史上有名なカール6世、マリア・テレジア、マリーアントワネット、カルロス1世、ルイ13世などは、このハスプブルグ家の人達なのです。
そのハプスブルグ家のお抱え画家として有名なのが、マドリッドのデル・プラド美術館にある世界的名画「ラス・メニーナス」を描いたベラスケスです。
スペインに居た頃は、デル・プラド美術館で何度も見たベラスケスの絵ですが、日本では中々見ることが出来ません。
日頃は、到底文化的な生活とは言えない状態なので、たまには心の洗濯も必要かな?と思って、この国立新美術館にやって来たのでした。
帰り道、この美術館からも近い六本木ミッドタウンのイルミネーションを横目で眺めつつ、そして美味しそうなレストランへの誘惑にも負けず、軽くお茶をしただけで帰宅した、今年2009年という不況下の師走の週末風景でした。