一般的には、日本人である私達は、
日本という国で生まれ、当たり前のように戸籍に記載され、
当たり前のように日本国籍を持っています。
また、日本で生まれた外国人の方々は、その父母の国籍に従って、
一つ又は二つの国籍を持つことになります。
ところが、その国籍がまったく無い人々がいるというお話しを、
ご自身の体験から国立民俗学博物館準教授の陳天璽さんに
平成22年11月26日(金)午後6時より、
港区立勤労福祉会館 第1集会室(田町駅から徒歩5分)にて、
1時間ほどの講演としてお話し頂きます。
また、戦前のフィリピンで、日本人の子として生まれながら、
太平洋戦争などによって日本人父が特定できずに
日本国籍はおろか、フィリピン国籍さえも無い人々が未だに多数いることも、
純心女子大学専任講師の飯島真里子さんから30分程お話し頂きます。
そして、飛び入りの余談(15分程度)として、
私も、昭和25年7月1日施行の旧国籍法(昭和59年末迄)
によって無国籍になりかけた日本人の子供達がいた話や、
国民栄誉賞受賞者であり、文化功労者でもあり、
そして世界のホームラン王である私の尊敬する王貞治さん
に日本国籍があったといわれている話を、
行政書士的な推理を交えてお話ししてみたいと思っています。
最後に、研究者への質問と共に、実務者である行政書士との
フリーディスカッションも行います。
上記研修会にご興味のある方は、多言語行政書士協会のブログサイト
http://d.hatena.ne.jp/language11/20100911
をご覧の上お申し込み込み下さい。