いよいよ11月、今年もあと残り2ヶ月を切ってしまいました。
ところで、先週は私が代表を務める「多言語行政書士協会」
の研修会が2回も行われました。
研修会の開催目的は、基本的には、協会メンバーの資質向上を
目的としていますが、協会外部の方々もご参加頂けるようにしており、
かつ、あまり他の任意団体の研修会では聞けないような
研修を行うように心がけています。
もっとも、今年は私は研修の運営には殆ど関わっておらず、
研修担当のボランティアメンバーの方々によって、研修内容の選定から
講師の手配までほぼ全てを運営して頂いています。
http://d.hatena.ne.jp/language11/20111025/1319527180
http://d.hatena.ne.jp/language11/20111028/1319787606
私が講師を務めた24日の前座の研修会は、イマイチでしたが、
27日に行った渉外司法書士・行政書士の有野久雄先生の
「知っておきたい国際相続・国際遺言などの渉外業務」
というテーマの研修会では、台湾国籍の方が死亡した事例
で台湾、日本、米国に散らばる相続人との遺産分割協議
による渉外相続手続のご講義は素晴らしい内容で、
私自身も大変勉強になりました。
今後の近未来の日本では、こういった多国間に渡る相続事案の
相談が現実として急増すると確信した次第です。
なお、協会としては、27日の千代田区の行政書士による無料相談会で、
支部副支部長のS先生からご相談のあった、
外国人登録課への協力をどのような形で進めて行くかを、
来週の支部理事会でご検討頂ければ、
今年の協会の会務は終了かな?
などと思っています。