新聞などの報道によると、米国ロス・アンゼルス郡警察殺人課は、1981年に水死体で発見された女優のナタリー・ウッドさんが転落して溺死したとされる事件を再捜査すると発表したそうだ。
ナタリー・ウッドさんといえば、昔のハリウッド映画「ウエストサイド・ストーリー」や「理由なき反抗」などで一世を風靡した世界的に有名な女優さんであり、ご主人のロバート・ワグナーさんも、TVドラマでやはり大活躍された超有名俳優です。55歳以上の方々ならば、ほとんどの方々がご存じの有名ハリウッドスター達でもあります。
そんな超有名な元ハリウッドスターであるご主人のロバート・ワグナーさんに容疑がかかっているようであるから、ちょっとビックリの話なのである。
数十年前の事件を次々に捜査解決してゆく米国のヒット・ドラマ「コールド・ケース(Cold Case=迷宮入り事件)」を、まさに地で行くような話なのである。
米国では、昔から殺人事件に時効がないために、前述のような古い迷宮入りした事件ばかりを追っている特捜班が実際にいるようである。
日本も重大事件の時効が撤廃されたばかりなので、そのうち昔の迷宮入り事件や怪死事故を扱った小説やドラマがどんどん増えるだろうなぁ・・・、などと思った週末の夕刊記事からの感想でした。