我々行政書士は、個人や企業の非公開情報や
場合によっては秘密情報となるような情報も
日常的に取り扱っている職業である。
従って、コピーや文書の写し等で廃棄する場合には、
必ずシュレッダーを通してから廃棄する。
また、デスクにあるパソコンでさえも、
席を外す時には、その情報をダウンロードされないよう
直ぐにロックが掛かるように設定して注意を払っている。
これは、我々には民事上の守秘義務の他に、
刑事罰のある守秘義務も課せられているからだ。
通翻訳者などの民間人などは、無過失の場合には、
刑事責任まで追求されることは無いが、我々行政書士には、
無過失であったとしても、刑事責任を負わされる事がある。
従って、当たり前のことだか、その取扱には細心の注意を
払わざるを得ないのである。
一方で、行政書士には一定の期間、業務で扱った紙媒体記録の
保管義務があるのだが(最近はPDFとして保管する事も多くなった)、
一定期間を経過した紙媒体記録はどうしても処分せざるを得ない。
そこで、私の事務所では以下のような紙媒体の溶融サービスを
時として利用している。
概ね、10年を越えた紙媒体による申請等の手続記録は、
一部をPDFで残す以外は、この様に処分させて頂いている。
依頼人の個人や企業情報の漏洩防止の基本作業なのである!