行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする26年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

廃棄する紙媒体記録の溶融処分

2012-08-31 08:43:14 | 行政書士のお仕事

 我々行政書士は、個人や企業の非公開情報や

 場合によっては秘密情報となるような情報も

 日常的に取り扱っている職業である。

 従って、コピーや文書の写し等で廃棄する場合には、

 必ずシュレッダーを通してから廃棄する。

 また、デスクにあるパソコンでさえも、

 席を外す時には、その情報をダウンロードされないよう

 直ぐにロックが掛かるように設定して注意を払っている。

 これは、我々には民事上の守秘義務の他に、

 刑事罰のある守秘義務も課せられているからだ。

 通翻訳者などの民間人などは、無過失の場合には、

 刑事責任まで追求されることは無いが、我々行政書士には、

 無過失であったとしても、刑事責任を負わされる事がある。

 従って、当たり前のことだか、その取扱には細心の注意を

 払わざるを得ないのである。

 一方で、行政書士には一定の期間、業務で扱った紙媒体記録の

 保管義務があるのだが(最近はPDFとして保管する事も多くなった)、

 一定期間を経過した紙媒体記録はどうしても処分せざるを得ない。

 そこで、私の事務所では以下のような紙媒体の溶融サービスを

 時として利用している。

H240601

 概ね、10年を越えた紙媒体による申請等の手続記録は、

 一部をPDFで残す以外は、この様に処分させて頂いている。

 依頼人の個人や企業情報の漏洩防止の基本作業なのである!

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