行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする26年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

大手商社の金属資源貿易部門が外国に本社を移転させる意味とは!

2013-02-14 12:12:53 | 国際・政治

 昨年の12月21日に三菱商事の金属資源トレーディング部門が

 シンガポールに本社を移転させるというニュースがあった。

 総合商社の主力部門の一つがシンガポールへ移転させ、

 しかも主力部門の本社機能を海外移転するのは初めてだ。

 http://toyokeizai.net/articles/-/12270

 表面上は、日本の法人税の実効税率は約40%だが、

 シンガポールでは17%(条件が合えば5~10%)と大幅に低いことが、

 コスト面で有利になることが移転の動機になったと言われてはいるが、

 それは本当だろうか?

 税金が安いだけであれば、タックスベブンで安全な国や地域は

 オランダ、リヒテンシュタインなどヨーロッパを含めていくらでもある。

 金属資源トレーディング部門というところが、なんとなく嫌~な感じがする。

 金属と資源を大量に消費する出来事と言えば、一般的には戦争である。

 流石に、敵や味方に関係なく商売するつもりはなかろうが、

 やはりこの時期だけに、大変気になる動きである。

にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ

にほんブログ村 経営ブログ コンサルタント・コーチへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする