東京の郊外、小平の霊園にある母の墓参りに行った。
墓参りといえば、お彼岸にするのが普通なのであろうが、
私は、春は桜の咲く頃かGW、秋は母の誕生日であった
11月初旬頃と決めている。
お墓周りの掃除は、墓石屋さんがときどき行ってくれるが、
墓石の掃除や献花だけは、老父が車を運転して
墓参り行けなくなったこの6年ほどは老父に代わって
私も行うようにしている。
ところで、時の経つのは早いもので、
私もいつのまにか母が亡くなった当時と
同じ年齢である59歳になってしまった。
「僕も同い年になっちゃいました。気を付けないとね!」
「生きていれば、88歳の米寿だね。オヤジは、再来年は白寿だよ!」
「オヤジも最近は記憶力・理解力が急速に低下して辛そうだけど・・・」
「でも、特に持病も無く健康なので、まだこちら(現世)に居させてね!」
そんな事をつぶやきながら墓前に手を合わせていた、
人もまばらな霊園での週末の一コマでした。