行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする26年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

310万人もの戦死者が意味する太平洋戦争とは

2014-08-18 08:16:26 | あの頃の東京って?

 今では数少ない戦地に招集されていた経験のある

 生き証人でもある老父の衰えが、昨今特に著しいので、

 老父が滞在している某有料老人ホームに

 毎週のように様子を見に行っている。

 一昨日、8月16日(土)にもホームを訪ね、

 その老父が、「昨日は、戦争当時の事を思い出してしまって、

 ほとんど寝られなかった。」と呟いていた。

 戦後70年近く経った今でも、戦争での体験が、

 介護無くして生きて行けない老人の夢にまで、

 今でも悪夢として蘇って出てくる程、

 余程恐ろし体験だったのであろうか?

 確かに、日本人310万人が戦死したということは、

 例えは悪いが、東日本大震災という未曾有の自然災害で

 亡くなられた方々の数のなんと170倍以上にもなる。

 それも、自然災害ではなく、人災であるのだ!

 想像を絶する恐ろしい数の人々が亡くなってしまったのが、

 あの太平洋戦争だったようだ。

 「戦争だけは、もう決して起こしてはいけない!」

 そう語ってくれた老父の目に、うっすらと涙が滲んでいた。

 私は、そう呟いた老父の姿を決して忘れることは出来ない。

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コメント
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