私は、今では馬券を買うことは全く無いが、
競馬観戦そのものは、今でも好きである。
国内では、東京府中競馬場、千葉中山競馬場、
東京大井競馬場などに何度か行ったことがある。
海外でも、メキシコシティーのラス・アメリカス競馬場、
米国ロス・アンゼルスのサンタ・アニータ競馬場、
パリのロンシャン競馬場などに行ったことがある。
そのパリのロンシャン競馬場で行われる
ヨーロッパの最高峰とも言われるレースである
「凱旋門賞」に、今年は、日本からエントリーする
オルフェーブル、キズナの日本産調教馬の2頭の
いずれかが勝つかもしれないと期待されていたのだが・・・。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/131007/wsp13100700340001-n1.htm
しかし、それぞれが2着、4着と、やはり勝てなかった。
私が、この凱旋門賞のことを知ったのは、40数年以上も前である。
その当時、エントリーした日本最強馬達は、10着以内に入ること
さえも叶わず、馬群の中に消え去っていて、
優勝するなどは、夢のまた夢の時代だったのだ!
それを考えると、「もしかして・・・」と思わせるレベルまで、
日本の競馬界は、よく頑張ったといえよう。
しかし、競馬という競技は、血統のスポーツと
いわれるように競走馬の血統の掛け合わせの積み重ねで、
そのレベルを向上させる競技である。更には、今回も含めて、
92回行われた凱旋門賞では、ヨーロッパで調教された馬以外は
勝てない超難関なレースなのである。
そんな超一流のレースに日本産調教馬が優勝できる日が来る迄、
おそらく、あと20年や30年は、或いは、50年、100年の
年数を要するのかもしれないのである。
その悠久の時を待つことも、競馬を楽しむ面白さ一つなのだ!