ドラマ、華麗なる一族が完結しました。その昔、ドラマだったか映画だったかを見た記憶があります。しかし、当時はまだまだ若かったので、改めて見ると、また違った感覚があると思い、再度見てみました。それに、一時期ですが、私自身が鉄鋼業界に勤務していたこともありましたので、毎週興味深く見ていました。
「一見、富も権力も名声も兼ね備え、何不自由なく華麗で優雅な生活をしているように見える人々でも、決して幸せ一杯では無いんだ!」という感覚は、昔も今も同じでした。でも、当時の世の中は1億総中流社会と言われていた時代です。そんな社会風潮の中での価値観と、今のような貧富の差が歴然と出来てしまった社会での価値観とでは、このような物語に対する捉え方が明らかに違っていると感じました。
ちなみに、このようなリッチな人々が苦悩するドラマは、私が居た海外でも、定番の人気ドラマであるということです。やはり、人間って、他人様の不幸を見るのが好きなのでしょうか?