昨年2008年は、ココ・シャネル生誕125周年、来年2010年はシャネルブティック開店100周年だそうです。
そこで、どこにも行けなかったシルバーウィークのラス前である昨日、夫婦50割引を使って、シャネルにスポットを当てた映画2本を梯子で観てしまいました。
1本目は、「アメリ」に出演してシャネルのCMにも出ている、オドレイ・トトゥ主演の映画「ココ・アヴァン・シャネル」。もう1本は、名女優シャーリー・マックレーン主演の「ココ・シャネル」です。劇場内では、結構な数の年配のご夫婦の方々もお見かけしました。
内容はどちらも、ココ・シャネルという天才デザイナーの半生なのでしょうが、どちらが本当の話?って感じでした。
しかし、日頃はファッションとは全く無縁の私ですが、コルセット無しの女性服を普及させたり、喪服や修道女の色でしかなかった黒い服をファッションに取り込んだりと、シャネルが世界の女性服業界に多大なる影響を与えた革命的な天才デザイナーだった事など、ちょっとは勉強になりました。
単なるオジさんである私にとっては、シャネル=香水(CHANEL No.5)=マリリン・モンローくらいの知識しかなかったのでしたが・・・。
ところで、ある方に言わせると、シャネルの服は残酷なのだそうです。あんな、ゼロが一つも二つも多い私とは縁遠い高価な服を着られる女性は幸せだと思うのですが・・・。
ところがその方曰く、シャネルの服はその着る女性の内面や日頃の生活が表にでてしまう服らしいのです。つまり、どんなに無理をして高いお金を払って着たとしても、日頃からラグジュアリーに縁遠い生活をしている女性には決して似合わないのだそうです。
それだけならば兎も角、場合によってはその着ている人の内面や職業までもが表に出てしまう残酷な服なのだそうです。
本当かどうかは疑わしい話なのですが、確かにと思うそれなりに説得力のある説であることは間違いなさそうです。
でも、いづれにしても、私には無関係な世界ですけどね。