行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする26年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

年を重ねるほど、1年が短く感じるわけ

2016-12-14 10:01:18 | どうしてなんだろう?
 「1年が、あっという間に終わってしまう!」

 ほとんど方は、そう思われると思います。

 特に、年を重ねるほど、1年1年が短く感じます。

 これは、当然といえば当然の話で、

 例えば、仮に3歳未満迄の人生での記憶が

 ほとんど無かったと仮定すると、6歳の子供は、

 人生経験年数は、わずか3年しかありません。

 そのわずか3年しかない人生経験の中で、

 1年を経験すると、3分の1をも占める訳ですから、

 相対的な時間感覚からすると、相当長く感じて

 いたと想像できます。

 一方、この子が13歳になると、1年の経過は、

 記憶体験のある10年分の1年分に相当しますので、

 相対的時間感覚では、6歳の時に比べて

 とても時間の経過が速く感じるようになる筈です。

 そうして、23歳の成人になると、記憶体験のある

 20年分の1年、つまり、13歳の時に比べて、

 1年の経過感覚が相対的時間感覚では、

 半分に感じるので、当然ながら1年は更に短く感じます。

 そして、53歳の熟年になると、6歳の時に比べて、

 1年の時間経過に感じる相対的な感覚は

 約16分の1、13歳の時と比べて、5分の1、

 28歳の時と比べても、2分の1となります。

 もっとも、相対的な時間経過感覚ですから、

 楽しく、充実して過ごせた年は、当然ながら、

 短く観じますし、苦痛が多かった年は、

 長く感じることになります。

 つまり、年を重ねる毎に、時間の経過が、

 短く感じることは、いたって正常な感覚です。


 ところで、亡き母が、私が子供頃

 面白いことを言っていました。

 「どんな人も、1年という時間は、

 富める人も貧しき人も皆平等なのよ!

 だから、1日1日を無駄に過ごさず、

 考えて大切に過ごすようにしてね!」と・・・。


 62歳を過ぎた今となって、残された人生は、

 5年なのか、10年なのか20年なのか、

 或いは30年なのかとふと思う度に、

 母の言葉の重さが身に染みる今日この頃です。

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