一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『兄弟の血』

2019-02-25 | 乱読日記
『熊と踊れ』の続編。

登場人物の全員が怒りを抱えて生きている、その怒りの中心にある「家族」前作以上に重くのしかかる。こういう重い話は嫌いではない。

大胆な犯罪の構想やスピード感には相変わらずの冴えを見せているが、最後ちょっと辻褄あわせ感が出たのが残念。

★3.5

コメント
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