一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

新卒採用の正常化

2010-10-08 | よしなしごと
現状は確かに異常。

大手商社:新卒採用遅らす方針 4カ月程度、協調呼び掛け
(2010年10月7日 毎日新聞)  

三菱商事や三井物産などの商社の業界団体である日本貿易会は6日、商社の大卒新卒者の採用活動の時期を遅らせる方針を決めた。従来より4カ月程度遅らせ、採用試験は大学4年生の夏ごろとすることを検討しており、13年春入社の新卒採用からの実施を目指す。また「商社業界だけでは効果が薄い」として日本経団連など関係団体にも協調を呼びかける方針だ。  

いいことだと思う。
というか、企業側も青田刈り合戦に疲れてきたのではないか。

僕が面接官をやってた頃も、4年生になったかならないかの学生だと、ゼミとか卒論の話もできず、結局サークルで幹事やってましたとかいう話の中から選ばなければならないのはけっこうしんどかった。  
それに、学生にしても3年の後半から企業のセミナーに出たりするから、内定が出なければ結局1年半近く就職活動をすることになるので、学生生活の大半が就職活動という妙なことになってしまう。 
また、以前のエントリ大学教員からみた学生の就職活動もご参考。  


いっそのこと、在学中の採用活動は禁止したらどうだろう。
そして入社は9月か10月にする。 

そうすれば、成績表も提出することになり、学生もまじめに勉強するだろう。 
その間の生活費は、社会奉仕を義務付けて給料を国が払うことにすれば一石二鳥。


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