競馬の課税されるって知りませんでした。
競馬予想会社が所得隠し160億円
(2009年10月9日(金)15:35 産経新聞)
競馬予想プログラムなどを作成するデータ分析会社「UPRO」(東京都渋谷区)が、平成19年3月までの3年間に競馬で得た配当金を申告しなかったとして、東京国税局から約160億円の所得隠しを指摘されていたことが9日、分かった。追徴税額は重加算税を含めて約60億円とみられ、同社は課税処分を不服として異議を申し立てているもようだ。
関係者によると、同社は出走馬の血統や天候など各データを使って独自の競馬予想プログラムを開発し、結果を予想。
しかし、実際には倍率に応じて掛け金を変えた上でほとんどの組み合わせの馬券を購入し、1レースで数億円を稼ぐなど巨額の利益を得ていたが、税務申告していなかったという。
競馬の配当金は所得税法上、課税対象で、配当金から馬券代と特別控除(50万円)を引いた額が一時所得となり、所得が発生すれば課税される。ただ、今回のケースについて、国税局は競馬予想プログラムの開発と競馬予想を会社の事業として行い、配当金を通常の収入とみなして法人税法を適用したとされる。
でもJRAが寺銭を持っていくのに、よく儲かったものです。
レースとして楽しんだりせず、統計分析に徹したところがよかったのでしょうか。
こちらの競馬ライターのコメントが秀逸です。
「予想プログラム」で160億円稼ぐ 競馬ファン驚愕!!「本当なのか」
(2009/10/ 9 20:25 J-Cast News)
「だから160億円というのは本当に凄い。そのプログラム売ってくれるといいですね。5万円だったら買います」
ネットなどでよく広告している「○○の秘訣」「○○必勝法」とかいう怪しげなノウハウ物の値段と一致しているあたりが、相場観をあらわしてますね。