多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

成長、『勧進帳』の海老蔵…歌舞伎座「團菊祭 五月大歌舞伎」昼の部

2019-05-14 | 歌舞伎つぶやき
歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」の昼の部です。

『寿曽我対面』は全体が小さくまとまっていて特に言うことなしですが萬太郎・梅枝・歌昇あたりが好演。

『勧進帳』は海老蔵クンです。
少し前までの海老蔵のビリビリした舞台かなと思っていましたが、台詞はオヤジ殿よりも前の十一代團十郎みたいに古風で、これに富樫の松緑がこれまた古風なのも加わって意外と地味でした。

それと最近の海老蔵クン、顔がいかにも團十郎らしくなってきました。
いずれにしても役者として成長しているのは確かです。

最後の『め組の喧嘩』。
この芝居、有名な演目ですがストーリーの展開にくどいところがあってその点やりにくいかも。
それでも辰五郎の菊五郎は適役で菊五郎ワールド。
あと女房の時蔵らベテランと若手がうまくかみ合っていました。

そして夜の部もまとめれば今年の「團菊祭」は密度のある團菊祭だったかも?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍さん呪詛が生き甲斐…左翼のねじけた心根

2019-05-14 | Weblog
「暴走を許さない」とか「アベ政治を許さない」とか、安倍を呪詛するのは左翼にはたまらない快感で生き甲斐なようです。
逆に安倍政権の支持率が上がるとかの安倍人気は言葉であらわせないほどねたましく、身内の不幸よりも悔しいらしい。

これに比べ昔の左翼は少しはマシで政権者の個人攻撃より理論的な批判のようなことをやっていました。
しかし7今の左翼、理論や思想どころかせいぜいヘイトだのレイシストだのと吠えるしか能がなく政治語彙は実に貧弱です。
その分 安倍さん個人への攻撃の方はアンバランスに肥大しています。

ただこれは安倍さん個人には気の毒ですが、保守にとっては有利。
「安倍に象徴されるような保守」に対する攻撃が単なる運動体験から思想として普遍化されて初めてそれは左翼の教義として共有され続けていくことになります。

いかに詭弁と捏造に満ちていても社会主義国の「革命理論」や「革命神話」がそれです。
しかし日本にとり幸運のことに今の日本の左翼にはそうした能力はない。
それでも左翼の主張をネットで拡散できるではないかと思うかもしれませんが、思想として普遍化されなければそんなものをいくら拡散しようとその場限りに終わり、世代を超えて継承することは不可能です。

こう考えると今の保守、無能な左翼にかなり助けられているようです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする