昨年の2月6日に小澤征爾さんが亡くなって1年近くが経ちましたが、小澤さんの全盛期の昭和の頃に比べ日本のクラシック音楽は衰退しているのでは?
「衰退」を正確に検証するには音楽市場の統計などの分析が必要ですが、それでも実感で分かるのは、クラシックファンでない人も名前を知っている演奏家がいなくなったことがあります。
小澤さんがその典型ですが、こうした演奏家がクラシックに関心を持つきっかけとなるのに、それがいなくなった。
鑑賞も演奏もカネのかかる趣味とされるクラシックが、経済低迷と少子高齢化の日本で衰退するのは仕方ないと言えばそれまでですが、この先サテどうなるか?