念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

マシュコピーロ

2018年01月29日 | デッサン

 

 2016年8月にNHKで放映されたアマゾンの文明と接触したことのない原住民「イゾラド」の別の呼び方「マシュコピーロ」と言うそうです。

狂暴で野蛮な人間という意味だそうです。

新にジャングルに入った住民の村人を弓矢で殺したとある。彼らに言わせると村の住民が先にイゾラドを殺したと言う。

 

日本でもかつて東北や北海道(いわゆる蝦夷)で遭遇したアイヌの人々(彼らは文明を持っていたが)は日本人とは異文化だったため差別され日本と同化されてきた。

文明の程度はどちらが優れるとか述べられるものではありませんが、異文化同士が接触した場合、素朴で純粋でより平和的な民族が潰されてきたのが歴史でしょう。

彼ら(イゾラド)を見ていると、人間の根源的な願望(空を飛びたいとか)を神化したケツァルコアトルとかテスカトリポカなど彼らの心の中、精神の中では具現化されているのではないかと思ってしまう。