NHK大河ドラマ 花燃ゆの舞台である 山口県萩市の郷土料理として
のっぺい汁が 先日 朝の番組で紹介されていました。
根菜各種を鶏肉と炊き トロミをつけたもので あ そっくりじゃねと
わが家でも 昔から食べていた ぐる煮を思い出しました。
ぐる煮とは 土佐の郷土料理で そもそも ぐる とはなんぞやですが
集まりや いっしょの意味を表わし 悪事を働くワルの集まりは ぐると
呼ばれます。
しかし 皇居の園遊会に招かれる人や ノーベル賞をもらうような人々が
いくら集まっても 決して ぐるとは呼ばれません。
土佐のぐる煮の場合 ならず者の集まりではなく おいしい仲間の集合で
さっそく 作ってみることにしました。
しいたけ にんじん 大根 コンニャク ごぼう たいも(里いも) 鶏肉
だし昆布を入れて炊き 味がしみたら 最後にいんげんを入れます。
いかん れんこんを買うことを忘れましたが ま いいか 次回は入れよう。
子どもの頃は 冬はぐる煮を大鍋で炊き 農家にまだ 冷蔵庫が普及してない
時代のため 火を入れるたびに辛くなって 少しのおかずで ご飯が軽く3杯は
いけましたが 今から思うと 身体には悪かったですね。
冬は体がぬくもるおかずで 野菜の繊維もたっぷり取れ 県下の学校給食にも
取り入れていると聞きました。
あ そうそう 昔のぐる煮は 鶏肉ではなく クジラ肉でしたよ。