高島暦。

毎年　　高知新聞社から　暮らしのこよみとして　高島暦をいただきます。

占いはあまり信じないタチですが　昨年後半は　わが家のことではないものの
友の親・兄弟の末期ガンのことや　あんな元気な人が　と驚いた知人の急逝など
気持ちの滅入ることが続き　すっきりしない気分で　新年を迎えました。

祖母も母も　毎年　高島暦の　もっと厚くて詳しいものを買い　それに従って
一年間の物事を決めていました。

子どもの縁談や　家の普請など　この月にしてはいかん　　と書かれてあれば
そのお告げに従うわけで　うちだけでなく　近辺の農家はそうしていました。

「　あんたは今年　年回りが悪いので　大きい買い物や　旅行は控えた方がいい　」
という具合に　そんな中で育ちましたので　わざわざ高島暦を　買いはしませんが
もらったら　家族中の　今年の運勢を見ます。

なになに　　え～～と　　わたしゃ　六白金星だから　　あちゃ～～　　▲黒三角の
改革運で　浮かんだり沈んだりと運勢の波は激しい　欲が先行したり　事を急ぐと
つまづく　　と書かれてあり‥‥　　はい　　自重します。

九紫火星の夫は　△でも　白三角の整備運とのことで　計画は手堅く進めることを
心がけ　調子づいた振舞いや焦りから急進してはならぬ‥‥　　はい　　伝えます。

そう大きな　夢も欲もなく　家族が健康で暮らせ　友と仲良くすごせて　大きな災害が
なければ　上出来の一年になると　歳とともに思うようになりました。

今日は 初泳ぎに行ってきます。

実家から採ってきた蝋梅は　暖かい部屋の中で　あっという間につぼみが開き
部屋中が　ふくいくとした　香りに包まれます。