幸福感。
2015-01-17 | 日記
高知新聞の 百寿ものがたりというページに 100歳の現役スイマー
長岡三重子さんの写真とともに 下の記事がありました。
お年寄りの寿命が延び 50年前には 100歳の老人が日本全国で153人で
あったものが 団塊世代が100歳になる2050年頃には 60万人を超える!
寿命三ケタ時代が そう遠くない将来となりました。
ただ 認知機能なども衰えず 自立して生活できる人は 2割との推測で
48万人超は老人施設か 家族の世話になりつつ 暮らすことになります。
記事中 15年ほど前から 400人以上の百寿者と会い 長寿の秘訣や老年期の
幸福度について 調べてきた大学教授談によると
百寿者の心のありようは 寝たきりになっていても 幸せです と答える人が
珍しくない とあります。
長生きはしたいが 呆けて 自分の子どもさえ分からなくなったり そこそこ頭は
正常でも 寝たきりになってまで長生きしたくない と思う人が大半を占める
そんな中で 寝たきりになっていても 幸せですとは‥‥
ブータンでは国民の大半が 幸せです と答えると聞きました。
車や携帯電話 家電製品がないと暮らせぬ そんな自分の日常を思うと 決して
これらが普及していると思えぬ ブータン国民の幸福感は 信心からでしょうか。
同じ日本に住んでも 都会でずうっと暮らしてきた人が田舎に帰って ここが
終の棲家ですよ と言われたら 不便さや文化面での遅れを感じることでしょう。
そんな人がいます‥‥ 都会生まれで都会育ち 都会でしか生活したことが
ない妻が ご主人の定年退職を機に 夫のふるさと高知に帰り 小さな家を建て
土佐の風土に溶けこもうと がんばっています。
まず土佐弁からで だいぶん慣れて本人も使うようになったし 色白の奥さまも
ずいぶん日焼けし たくましくなりました。