ポートフォリオのリターン、リスク、手数料(信託報酬)は以下のようになりました。
・ポートフォリオ・株25
リターン=5.07% リスク=4.6% 手数料=0.294
・ポートフォリオ・株50
リターン=8.9% リスク=9.9% 手数料=0.4202%
まず手数料ですが、これは運用の良し悪しにかかわらず、必ず必要です。
つまりファンドやポートフォリオに常に影響を与えるマイナスのリターンと
いうことになります。
手数料を考慮すると、それぞれのリターンは、
・ポートフォリオ・株25→4.48%
・ポートフォリオ・株50→8.48%
リスク=ブレ幅は、2標準偏差内に95%の確率で収まります。
それをもとにポートフォリオ・株25とポートフォリオ・株50は、ブレ幅は以下のよう
に推測されます。
・ポートフォリオ・株25は、値上がりすると13.68%、値下がりすると‐4.72%
4.48+(4.6×2)=13.68 4.48-(4.6×2)=‐4.72
・ポートフォリオ・株50は、値上がりすると28.28%、値下がりすると‐11.32%
上記の値より高騰したり、下落したりする確率は5%です。
つまり100年に2~3回しか起こらないということです。
さて、ポートフォリオのリスク、リターン、手数料の計算が分かったところで、
もう少し、DC掛金・積立金の運用について考えてみることにしましょう。
企業型DCでは、想定利回り※が大体2%~3%で設定されています。
例えば、3%の利回りのポートフォリオを作りたいとしたら、ファンドの配分は
どうなるでしょうか?
続く
※企業型DCにおける『想定利回り』とは、掛金及び積立金を運用する時の
目標とする利回りのことです。『想定利回り』通りに運用できれば、
退職金規程通りの金額の退職金を受け取ることができます。
最近、「中退共」「退職給付会計」「養老保険」等に関する検索が驚くほど
増えています。数か月前は毎日数件でしたが、今はブログの検索の8割を占め
ています。今年初めから、「運用」について書き始めたのですが、起きている
状況とのミスマッチに、実は慌てています。
適年の制度廃止まで後2年ということで、今までと違った状況が
起きつつあるのかなという気もします。
過去の記事をお読みいただくと、参考になることもあると思います。
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