ファンドA、B、Cの過去2年間四半期のリターンは以下の通りです。
年 期間 A B C
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2008 1~3 1.30% -17.10% -20.90%
4~6 -1.30% 8.80% 3.90%
7~9 ・ ・ ・
10~12 ・ ・ ・
2009 1~3 ・ ・ ・
4~6 ・ ・ ・
7~9 ・ ・ ・
10~12 ・ ・ ・
すみません。・・・のところは、数字をそろえてアップできなかったので、
・・・にしました。
次の相関係数の計算では、小数以下第3位を四捨五入しています。
ファンドAとBの相関係数は、ρAB=CORREL(Aの列:Bの列)=-0.53
ファンドBとCの相関係数は、ρBC=CORREL(Bの列:Cの列)=0.92
ファンドCとAの相関係数は、ρCA=CORREL(Cの列:Aの列)=-0.54
ファンドAは、国内債券のインデックスファンド
ファンドBは、国内株式のインデックスファンド
ファンドCは、外国株式のインデックスファンド です。
ファンドAとB、ファンドCとAは、相関係数がマイナスの値を取っている
ので、『相関が低い』ということです。
つまり、国内債券と国内株式、国内債券と外国株式は同時に同じ方向
に動きにくいということで、債券と株式を組み合わせると効率的にリスク
を分散することができるということになります。
逆に、ファンドBとC、つまり国内株式と外国株式は『相関が高い』ので、
この二つだけの組み合わせでは、リスクの分散は難しいということにな
ります。
相関係数が分かったところで、ファンドのリスク=標準偏差=σを計算
してみましょう。
続く