褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 ねえ!キスしてよ(1964) ビリー・ワイルダー監督の遊び心満載の映画

2010年09月03日 | 映画(な行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 いつも書くことだけれど僕の1番好きな映画監督はビリー・ワイルダー
 巨匠であり映画史に残る多くの名作を残してきた彼だが、アメリカ映画のドンパチアクション映画に毒されていた僕に映画の名作の素晴らしさを教えてくれたのが、彼のアパートの鍵貸します。この映画を観た時は大いに笑えたし、映画を観る時の基準に監督で観ることを教えてくれたのが”アパートの鍵貸します”だ

 彼の映画には深夜の告白サンセット大通り情婦のようなサスペンス映画においても名作があるが、彼の真髄はアパートの鍵貸します、お熱いのがお好きワン・ツー・スリーにおけるコメディセンスが挙げられる。

 例えばチャップリンの映画を観ても思うが、コメディという映画の分野に限らずお笑いという分野において現在においても影響を与えていると思う。
 だからビリー・ワイルダー監督の映画は古い作品でも今観ても全く色褪せていないどころか、今の下ネタでしか笑いの取れないコメディとはレベルが違う。

 僕みたいな映画の中における映画の話、いわゆる楽屋落ちみたいなのが出てくると僕は喜ぶタイプ。
 最近の映画でいうとオーシャンズ12におけるブルース・ウイルスが本人役で登場したり、マルコヴィッチの穴のようにジョン・マルコヴィッチが本人役で登場していると思わずニヤリとしてしまう。

 そのような楽屋落ちがビリー・ワイルダー監督の映画においてよく出てくる。例えばサンセット大通りにおいて、十戒で有名なセシル・B・デミル監督が本人役で登場するし、そう言えばバスター・キートンも本人役のような感じでカメオ出演している。

 ワン・ツー・スリーにおいても今でも名作である風と共に去りぬ、甘い生活、スパルタカスのような当時ヒットした映画のタイトルが上手く台詞に使われているだけで楽しい。

 そして今回紹介するねえ!キスしてよにおいてはディーン・マーチンが本人役?で出演している。



 彼の有名な映画と言えば底抜け二丁拳銃シリーズが有名だが、僕にとってはリオ・ブラボーのアル中の保安官役が印象に強い。
 しかし、実は彼は歌手でありシナトラ一家で有名で非常に有名。
 しかも実際に彼の愛称はディノであるが、今回紹介するねえ!、キスしてよにおいてもディノ役で出演しており、役柄も女好きの有名歌手であることからもまさに本人役と言って良いだろう。
 それではビリー・ワイルダー監督の遊び心が満載のロマンティック・コメディのねえ!キスしてよを紹介します

ねえ!キスしてよ [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

このアイテムの詳細を見る


 一興行を終えた歌手のディノ(ディーン・マーチン)が、次の興行地であるラスベガスへ行こうとするが生憎道路が工事中のために遠回りするが、途中のガソリンスタンドで思わぬ足止めを喰らってしまう。

 そのガソリンスタンドの主人であるミルサップ(クリフ・オズモンド)とその隣人のスプーナー(レイ・ウォルストン)は、有名歌手であるディノ(マーチン)を引き止めるために無理矢理スプーナー(オズモンド)の家に宿泊させる。

 実はミルサップ(オズモンド)は作詞家であり、スプーナー(ウォルストン)は作曲家であるが2人は全く売れないコンビ
 ディノ(マーチン)が通りかかったことにより、2人は自分達の作った曲を彼に売り込むために彼をスプーナー(ウォルストン)の家に宿泊させる事を思いついたのだ。

 しかしスプーナー(ウォルストン)は初老も同然の男だったが、彼には若くて美人であるセルダ(フェリシア・ファー)という妻が居た。
 女たらしで有名なディノ(マーチン)を自分の家に泊めて、セルダ(ファー)がディノ(マーチン)の取られないかをやきもち妬きのスプーナー(ウォルストン)は心配するが、さらにセルダ(ファー)から、昔からディノ(マーチン)のファンである事を告げられてしまう

 ミルサップ(オズモンド)はディノ(マーチン)が泊まっている間のスプーナー(ウォルストン)の心配事を取り除くためにアイデアを考えた
 セルダ(ファー)をディノ(マーチン)が居る間だけ実家へ帰し、セルダ(ファー)の代わりの妻を近くの”へその尾”というキャバクラの1番の美女であるポリー(キム・ノヴァク)を連れて来て、彼女にディノ(マーチン)の相手をしてもらおうという作戦だった。

 スプーナー(ウォルストン)の行動に不審なことを感じたセルダ(ファー)だったが、あまりにも強引なスプーナー(ウォルストン)の行動によりセルダ(ファー)は実家へ帰ってしまうと同時に、ミルサップ(オズモンド)がポリー(ノヴァク)を連れて帰って来た。
 案の定、女たらしのディノ(マーチン)はスキを見てはポリー(ノヴァク)に迫ってきた
 しかし、スプーナー(ウォルストン)は次第に現実と芝居が混乱してしまいポリー(ノヴァク)を本当の妻だと勘違いするようになり、ディノ(マーチン)がポリー(マーチン)に迫る姿に嫉妬を感じてしまい・・・続きは映画を観てください

 ストーリーはかなり強引な設定ではあるが・・・しかしビリー・ワイルダーは笑いを心得ている
 スプーナー(ウォルストン)がディノ(マーチン)を自宅から追い出してしまうシーンは抜群のコメディセンス
 笑いのセンスが全く古くないのが良いね。



 そしてアルフレッド・ヒッチコックのめまいで妖艶な美貌を見せているキム・ノヴァクが出演していることに驚いた。
 ”めまい”の彼女のインパクトはかなり強かったけれど、この映画の彼女はコメディエンヌ振りを発揮しているし、妖艶さも見せている。
 それにしても自分自身を演じているディーン・マーチンだけれど、よく本人はこのような役設定に対して怒らなかったね

にほんブログ村 映画ブログへ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 
   




 

 

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 ニュー・シネマ・パラダイス(1989) 物凄く映画愛があふれている作品

2010年04月05日 | 映画(な行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 僕の見解と世間の評判において、かなり相違のある映画は多々あるよく名作と呼ばれる映画において挙げていくと、僕はスタンリーキューブリック監督の作品はだいたい好きだが、2001年宇宙の旅は今まで5回観ているけれど、全くこの映画の良さがわからない
 しかし、あのSF映像は確かに当時は凄いと思うだろうけれど、僕みたいな30歳代の人間にとってはあれぐらいのSF映像に慣れているから凄いと思わないのかもしれないけれど、『スターチャイルド』や『石版』などの意味が良くわからなかった
 他にルキノ・ヴィスコンティ監督の作品ではヴェニスに死す、地獄に堕ちた勇者たちの2作品も僕にとっては気持ち悪いだけの映画しかし、この2作品は退廃的なムードが良いのかよくわからないが僕には合わない
 そしてアメリカ・ニューシネマの代表的作品と呼ばれるイージー・ライダーも実は観た時、ちょっと退屈な映画だったこの映画も30歳代の僕には当時観た人のような斬新さは感じなかったのだと思うまさに汚染されたアメリカが描かれていたが、この映画からアメリカの病を特に感じる事もなく、むしろ他の映画からアメリカの社会的問題を知ることが多かったのがその理由か
 他にジャン・リュック・ゴタール監督勝手にしやがれに至っては全くこの映画の面白さが理解できない
 この映画も公開当時に観た人は、確かに新鮮な映画だったのかもしれないしかし、この映画も僕の世代で好きという人は少ないと思う
 編集のジャンプカット、ロケ撮影、破滅的な主人公にこの映画の魅力があるのかもしれないが、正直ストーリーは大したことが無いしこの映画の魅力は僕の世代では既に観ることが出来る映画であり、時代の流れから言えば少し古い映画のような気がする
 時代を超えて訴える映画では無いように感じるのだ
 今まで挙げた映画は僕が生まれる前か、生まれる直前の映画
 僕が生まれてからの評価の高い映画ではタイタニックの良さが僕にはわからない
 海洋パニック映画として観るのならば、ポセイドン・アドベンチャーの方が、遥かに面白いし、天国と地獄がひっくり返ったようなテーマ性があることから、僕は海洋パニックムービーとして明らかに『ポセイドン・アドベンチャー』の方に軍配を挙げる
 また身分を越えた恋愛に感動するのであれば、それこそ映画においてそのような恋愛映画はたくさん観てきた
 今、アバターという大ヒットしているジェームズ・キャメロン監督の作品だが、特に監督が凄いとも思わないしごく普通の映画に僕は思っているしかし音楽は良いね

 しかし、あえて逆説的なことを言うけれど今挙げた映画は観るなと言っているのではないむしろ僕が言いたいのはその逆で絶対に観て欲しい
 あくまでも映画というのは人によって好き嫌いがあるのは仕方が無いし、世代が変われば考え方も違うし、また色々な意見があるのは良いこと
 この映画は観て損するから、観るのを止めろなどというような野暮なことは僕は言わないちなみに今まで挙げた映画は全部、DVDやビデオだけでなく映画館でも観ています映画館で観ていないから今までに挙げた映画の良さがわからないのだと言うような否定的な意見は僕には通用しませんもっと他の理由を挙げて、コメントに意見を述べてください

 逆に僕はこの映画は満場一致で感動する名作だと思っている映画で意外に批判的意見が多いのが、今回紹介するニュー・シネマ・パラダイス
 主にこの映画の批判的記事としてただ単に面白くないと述べている記事が多かったが、僕が最も映画愛を感じる作品として挙げるのがこの映画だ
 しかし、僕はこの映画を観るのは実は今回が20年振りなるちなみにこの映画は劇場ではなくビデオでしか観ていません
 でも僕が当時観た、ニュー・シネマ・パラダイスは多分2時間ぐらいの作品を観たと思うのだけれど、今回観たニュー・シネマ・パラダイスは3時間という長編しかも今回のは完全版と付いている
 確かにディレークターズカット版と言って、劇場公開版よりもDVDの方がシーンを付け足して長い場合があり、そういうのは僕が知っている限り全部失敗
 無駄に贅肉を足している感じがして、劇場公開版より面白くないのだ
 そういうところにも注目して今回は3時間バーションのニュー・シネマ・パラダイスを観たけれど、果たして今回観た感想は・・・それではストーリーを軽く紹介しよう
ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 スペシャル・エディション [DVD]

角川エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


 現在ローマに住んでいるサルヴァトーレ(ジャック・ぺラン)は映画監督として成功を収めているが、彼は結婚もせずに、数々の女性と付き合っていた
 そんな彼のもとに、故郷のシチリアの母親から電話が掛ってくる
 アルフレード(フィリップ・ノワレ)が死亡したという連絡だった
 その知らせを聞いたサルヴァトーレ(ペラン)の脳裏に30年前までシチリアで過ごした少年時代から青年時代の思い出が走馬灯のように駆け巡る

 サルヴァトーレが少年の頃、お母さんからのお使いを頼まれて買い物に行くフリをしていつも映画館へ通っていた
 いつも母親に怒られていたサルヴァトーレだったが、彼は映画館の映写室へ行くのが楽しみだったその映写室にいるのはアルフレード(ノワレ)だったが、いつしかサルヴァトーレとアルフレード(ノワレ)との間に友情が生まれる
 次第にサルヴァトーレは映写室でのアルフレード(ノワレ)の仕事を観る内に彼の仕事を覚えて、アルフレード(ノワレ)の代わりにサルヴァトーレが映写室での仕事を手伝うまでになる
 この時代は大人にとっても、子供に取っても映画が唯一の娯楽だった

 ある日、映画館内で映画を観られなかった人のためにアルフレード(ノワレ)とサルヴァトーレは屋外で映画を観られるようにした屋外の人達は大喜びだったが、映画館はその時火事で炎に包まれる
 サルヴァトーレはアルフレード(ノワレ)を難とかして助けだすが、アルフレード(ノワレ)は失明してしまう
 この村では映写技師はアルフレード(ノワレ)しか居なかったが、彼の仕事の後を青年になったサルヴァトーレが継ぐことになる
 青年のサルヴァトーレにもエレナという好きな人が出来るが、エレナは良いところのお嬢様であり、二人の仲は進展しないがアルフレード(ノワレ)の助けでやがて2人は親密な仲になっていく
 しかし、兵役を迎えたサルヴァトーレはエレナと再会を誓うが、兵役に就いて以来サルヴァトーレはエレナと出会う事がなくなってしまう
 兵役を終えシチリアに戻るサルヴァトーレだったが、彼はアルフレード(ノワレ)からシチリアを出ることを勧められるそして、さらにアルフレード(ノワレ)から厳しい言葉を投げかけられる何があってもシチリアに二度と戻ってくるな

 それ以来サルヴァトーレ(ミラン)は30年間もシチリアに戻ることも無く、そして彼は母親に対しても30年間連絡すらしなかった
 そんなサルヴァトーレ(ペラン)だったが、アルフレード(ノワレ)の死去を聞いて、故郷のシチリアに帰ることにする
 サルヴァトーレ(ペラン)が30年ぶりに観るシチリアは当時とはだいぶ変わっていた彼の愛した映画館も今は廃屋同然になっていて、明日に爆破されてしまった
 そしてサルヴァトーレ(ペラン)はエレナの姿を見かけるが、それは・・・そして、サルヴァトーレ(ペラン)は30年前にアルフレード(ノワレ)が自分に言った事の意味を理解するときに、彼はその裏側の真実を知る
 そしてサルヴァトーレ(ペラン)はアルフレード(ノワレ)が映画の検閲によりカットしたシーンのフィルムを見つける

 ローマに戻ったサルヴァトーレ(ペラン)は1人で映写室に篭り、そのカットされたシーンをつないだフィルムを見て・・・まさに映画愛を感じるラストシーンは映画を観てください

 この映画を見ていると、例えばバスター・キートンや、映画カサブランカのポスターを見ることができたり、過去の名作であるどん底、揺れる大地といった過去の名作が流れるし、またさすらいという映画が効果的に使われる
 昔からの映画ファンにとっては、たまらないほど嬉しいシーンが出てくるのであるしかし、それと同時に映画における技術的進歩が垣間見る事が出来て、そして映画という娯楽が、既にテレビやビデオ(まだDVDは1989年公開時は普及していません)によって廃れていった事に対する嘆きが感じられる
 僕はこのニュー・シネマ・パラダイスと言う映画は映画の中の映画だと思っている
 そして映画愛がたくさん詰められた映画である
 この映画をつまらないと感じる人の理由を考えると、やっぱり映画に対する捉え方が違うのだと思う僕が映画を興味を持った時は、シルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーが出演していたようなアクション映画全盛時代
 確かにアクション映画ばかり見ている人が多い僕の世代では、この映画に対する感動がどこにあるのかわからないのかもしれない
 今回改めて観て僕には昔は映画しか娯楽が無かった時代を知ることが出来て、興味を持ってみることが出来た
 しかし、今回の3時間バージョンはどうやらサルヴァトーレとエレナの恋愛関係が丁寧に描かれているのかな僕は昔観た2時間バージョンの方が映画に対する想いがよく伝わる映画だったように思うけれど
 ちなみに監督はジュゼッペ・トルナトゥーレ彼の映画では、同じくシチリアを舞台にしたマレーナも綺麗な映画でお勧めですよそれに音楽も良いしね
にほんブログ村 映画ブログへ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 
 

 


 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 ナインスゲート(1999) 古本を探す探偵という仕事があるのか?

2010年02月02日 | 映画(な行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 最近のジョニー・デップの活躍は素晴らしい
 彼の出演している映画を、観ているとかなり厳選して選んでいる事がわかる。彼が本当の意味でのハリウッド映画の大作に出演している映画といえば、実際のところパイレーツ・オブ・カリビアンぐらいだろう
 彼の映画作品を観ると、ティム・バートン監督シザー・ハンズ、チャーリーとチョコレート工場など、そしてラッセ・ハルストレム監督ギルバート・グレイプ、ショコラ、そしてジム・ジャームッシュ監督デッドマンなど、実に個性的な監督と仕事をしていることからもわかる
 そして今回ジョニー・デップ主演のナインス・ゲートロマン・ポランスキー監督
 それにしてもジョニー・デップの色々な役柄を演じ分ける演技力は凄いコメディーからシリアスまで何でも来い
 今回の彼の役柄が、古本を探す悪徳探偵
 実際にその作者が書いた本を探す仕事だ普通16世紀に書かれた本、そのような昔に書かれた原本が実際に存在するとは本の品質上、どんな高級な紙を使ってもそのまま原本が存在するとは僕には思えないのだが
 しかも、今回彼が探し出さないといけない本は悪魔(ルシファー)によって書かれた本
 なかなか題材としては面白いミステリー映画それではナインス・ゲート(9番目の扉)ようこそ
ナインスゲート デラックス版 [DVD]

パイオニアLDC

このアイテムの詳細を見る


 ニューヨークにおいてコルソ(ジョニー・デップ)は目利きの本を見分ける本の探偵非常に価値のある本を客を騙して、安い値段で交渉するなかなか悪(わる)の本を探し出す探偵そんな彼の元に悪魔のことを研究しているバルカン(フランク・ランジェラ)から依頼が来た
 その依頼とは悪魔によって書かれた本をどんな手段を使ってもいいから奪い取っとくれという依頼だった

 その本は悪魔に対する祈祷書でこの世に3冊存在するその本の名前は影の王国への九つの扉という本で、コルソ(デップ)も耳にしたことはあるがその本が3冊存在することは知らなかった
 バルカン(ランジェラ)から法外の金額によって依頼を受けてしまうコルソ(デップ)1冊はバルカン(ランジェラ)が持っていて、コルソ(デップ)は参考のためにその本を持って出かける
 コルソ(デップ)は元々その本を持っていた大富豪の自殺した夫の未亡人のテルファ(レナ・オリン)に出会うが、彼はテルファ(オリン)と良い仲になってしまうしかし、何故かテルファ(オリン)はバルカン(ランジェラ)から借りた本を返せと迫ってきた
 コルソ(デップ)は暫く、古本書店の友人の所へ本を預けるが、その友人は殺されてしまう

 コルソ(デップ)は、その本を持って残りの2冊の本を探すためにスペイン、ポルトガル、フランスへ2冊の本を探すために各所を訪ねるが、何故か彼の側に謎の美女(エマニュエル・セニエ)が付きまとい、しかもコルソ(デップ)が出会った残りの2冊の本の持ち主はそれぞれ殺され、彼自身も命を狙われそうになるが、何故かピンチの時に守護神の如く、やたら格闘技の強い謎の美女(セニエ)に危機を救われる
 しかし、別にコルソ(デップ)が探している本を奪おうとしている人間がいた
 果たして、一体その影の王国の九つの扉の本には、一体どんな秘密があるのか
 コルソ(デップ)を使って残りの2冊の影の王国の九つの扉を見つけ出そうとするバルカン(ランジェラ)の狙いは
 そして謎の美女(セニエ)の正体は
 そしてコルソ(デップ)自身も、その影の王国の九つの扉の本の魅力に陥ってしまうが・・・この謎だらけのストーリーの続きは映画を観てください

 途中のイメージは今回紹介したナインス・ゲートロマン・ポランスキー監督ローズマリーの赤ちゃんを思い出させる感じがある謎の美女を演じるエマニュエル・セニエの存在も同じポランスキー監督の作品でハリソン・フォード主演のフランティックの役柄と重なる
 
 しかし、今回紹介するナインスゲートは、どこか建築物など古典的な感じが15世紀に悪魔の手によって書かれた本という中世の時代感を出すのに成功しているね
 そういう意味では薔薇の名前という映画に似ている感じもする
 それにしてポランスキー監督の戦場のピアニストにも言えることだけれど、彼の映画のカメラワークは構図が凄く明確
 まさに奥行きを感じさせる彼のカメラワークは素晴らしいしかし、正直解釈の難しい部分もあるのも事実
 細かい部分でツッコミを入れたいところはたくさんあるけれど、悪魔によって書かれた本を探し出そうとするこのテーマはやっぱり面白いし、楽しめる映画になっているので観てください

にほんブログ村 映画ブログへ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 夏の嵐(1954) 女性の怨念は怖いね

2009年11月15日 | 映画(な行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 僕にとってルキノ・ヴィスコンティの映画は好き嫌いがはっきりしている
 嫌いな映画がベニスに死す地獄に落ちた勇者ども
 それはなぜかと言うと気持ち悪いから
 そして好きな映画が若者のすべて夏の嵐
 しかし、このブログを始めてからヴィスコンティ映画を観るようになったねベニスに死すも改めて観たし(やっぱりこの映画は駄目だ)、山猫ルードヴィヒ、そして家族の肖像を改めてみるきっかけになったけれど、正直嫌いな監督のタイプだったけれど、今ではやっぱりルキノ・ヴィスコンティ監督は凄いなあと思う
 そして1954年というイタリア映画ではネオリアリズモという映画が盛んだった時に、彼自身がネオリアリズモの立役者だったのに、いち早くネオリアリズモの殻を破って作られたのが夏の嵐だということに今回、気づいた
 実はこの映画はもっとヴィスコンティの晩年に当たる作品だと思ってたのだが、違うんだね
 晩年の彼の映画は豪華絢爛な映画になっていくけれど、実はこの夏の嵐がまさに豪華絢爛な映画と言って良いだろう最初のオペラシーンから見所充分だからね実はルキノ・ヴィスコンティの映画は僕のイメージでは耽美的ではあるが、ドラマ性に乏しい感があるのだが、若者のすべてと今回紹介する夏の嵐は非常にドラマティックな映画であるところが好きな理由かもしれない
 それにこの夏の嵐の主演女優であるアリダ・ヴァリは、他にも名作に出演している
 第三の男かくも長き不在といった映画史に残る名作での悲劇的ヒロインは本当に印象的だ
 その名作2本に劣らず夏の嵐でのヒロインである彼女の演技は女の情熱を超えて怨念的である
 それでは夏の嵐を紹介しよう

夏の嵐 [DVD]

紀伊國屋書店

このアイテムの詳細を見る


時代は1860年代でイタリアの水の都ヴェネチアが舞台
 しかも、当時イタリアはオーストラリアの占領下にあるという時代背景
 ヴェネチアにおいて、オペラの1階席はオーストリア軍の将校達が観賞している。2階席でリヴィア伯爵夫人(アリダ・ヴァリ)は夫とオペラを鑑賞していた
 しかし1階席においてリヴィア(ヴァリ)の従兄弟であるロベルト(マッシモ・ジロッティ)とオーストリア将校の若者のフランツ(ファーリー・グレンジャー)の間で騒ぎになる
 しかも、ロベルト(ジロッティ)はフランツ(グレンジャー)に決闘を挑むリヴィア(ヴァリ)はロベルト(ジロッティ)とフランツ(グレンジャー)の両方に掛け合い、決闘を止めようとするがロベルト(ジロッティ)はオーストリア軍に捕まり刑務所行き
 リヴィア(ヴァリ)はオーストリア将校のフランツ(グレンジャー)に対して怒りをぶつけるが、二人は夜道を歩いている間に敵国同士という関係なのに親近感を覚え、やがてリヴィア(ヴァリ)は夫の目を盗んで若いオーストリア将校のフランツ(グレンジャー)と逢瀬を重ねるようになる
 しかし再びオーストリアとイタリアの間で戦争が起こってしまう
 そのことを機会にリヴィア(ヴァリ)達一家はアルデーノの別荘に行くことになる
 リヴィア(ヴァリ)はフランツ(グレンジャー)に会いたがったが、残念ながら彼に会うことはかなわなかった

 リヴィア(ヴァリ)はアルデーノの別荘で偶然にもロベルト(ジロッティ)と出会った彼はオーストリアの刑務所から抜け出し、仲間に軍資金を渡すつもりでいたが、ロベルト(ジロッティ)には危険が迫っており、彼は軍資金をリヴィア(ヴァリ)に渡すことにする
 ところが運命は皮肉なことに、その夜リヴィア(ヴァリ)の部屋にフランツ(グレンジャー)が現れた二人は再び不倫の情熱に燃え上がってしまう
 
 リヴィア(ヴァリ)はフランツ(グレンジャー)に対しオーストリア軍から脱走して、私と一緒になりましょうと提案する
 リヴィア(ヴァリ)は、若きオーストリア将校のフランツ(グレンジャー)と出会って再び盲目的な愛に走ってしまった
 このままヴェローナに戻らなければ、脱走兵として重罪になってしまうフランツ(グレンジャー)は、一晩泊まって隙を観てリヴィア(ヴァリ)と再会を約束して彼女の別荘から抜け出すその時リヴィア(ヴァリ)はロベルト(ジロッティ)から預かっていた軍資金をフランツ(グレンジャー)に与えてしまった
 やがて、フランツ(グレンジャー)からリヴィア(ヴァリ)に手紙が来るその手紙の内容はフランツ(グレンジャー)のリヴィア(ヴァリ)に対する想いが書かれており、そしてフランツ(グレンジャー)はオーストリア軍を脱走して、ヴェロナの外れに住んでいる住所が書いていた

 この手紙を読んでリヴィア(ヴァリ)は、夫を捨ててフランツ(グレンジャー)の元に行くことを決心するリヴィア(ヴァリ)の頭の中ではフランツ(グレンジャー)の事しか考えられなくなっている
 フランツ(グレンジャー)の住んでいるところに行くには、危険な場所が何箇所も通過しないといけないが、彼女はついにフランツ(グレンジャー)の所に辿り着いた
 しかし、そこでリヴィア(ヴァリ)が見たフランツ(グレンジャー)は・・・
 悲しいラストへの二人の運命は映画を観てください 

 既に女ざかりを過ぎそうな伯爵夫人であるアリダ・ヴァリが、敵軍の若い将校と不倫に身を焦がすが、この女の不倫願望、いや女の恋愛に燃えた時の恐ろしさは怖い映画 
 それとネタバレになるけれど、アリダ・ヴァリの復讐劇には男から見れば恐ろしいね
 このような触れたら火傷しそうな女性とは付き合わないことが肝心だと思い知った
 それにしても、僕もヴィスコンティ映画を全作品観ているわけではないけれど、彼の映画の中でも最もドラマティックな映画の要素を持っている映画だと思う
 今回で夏の嵐を2回観たけれど、改めて良い映画だと思ったこれからも、3回、4回と観たくなる映画ですので皆さんも観てください

にほんブログ村 映画ブログへ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 二キータ(1990) 女性暗殺者の悲しき運命を描く

2009年04月13日 | 映画(な行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 フランス映画の代表的な監督にリュック・べッソンがいる彼の代表作となると、やはりレオンということになるのだろうしかし、あの映画はリュック・べッソンが、ハリウッドで撮ったアメリカ映画純粋なフランス映画のアクション映画としてはニキータが、代表作となるのだろう
 しかし、そんな彼も最近では監督業よりも、脚本だけ書いて他の人に監督をさせたり、プロデューサー業に専念したりで、彼の監督した作品が観れなくなったのは残念だ
 まだ年齢も若いし、このニキータを観ても、素晴らしい才能を持っているのは確かだ
 しかし、最近彼の口から映画監督を引退する発言まで出てしまったクリント・イーストウッドや、ウッディ・アレンが70歳を超えても傑作を連発しているのに残念なことだちなみに僕は彼の作品で観た中では、レオンよりもグラン・ブルーの方が好きです
 それでは、どこかフランス製を感じさせるアクション映画であるニキータを紹介しよう

ニキータ dts [DVD]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

このアイテムの詳細を見る


 冒頭からのシーンが良いねドラッグ欲しさに、女性のニキータ(アンヌ・パリロー)たち仲間(4人?)は薬屋を襲撃するが、そこへ警察が直ぐに駆けつけてきて、銃撃戦
 その時仲間たちは、銃撃戦で死んでしまったがニキータ(パリロー)だけは、生きていた
 二キータ(パリロー)に近づく警官しかし、ニキータ(パリロー)はその警官を撃ち殺す
 二キータ(パリロー)は刑務所行きそして、警官を殺した罪の重さから死刑を宣告されるが、もう一つの道としてフランス政府の暗殺者として、生きていく道を選ばざるを得なくなる
 フランス政府のボブ(チェキー・カリョ)や、かつては女暗殺者としての先輩であるアマンド(ジャンヌ・モロー(画像下右))のアドバイスを受けながら暗殺者としての特訓を受ける事になる
 
 そしてニキータ(パリロー)が23歳の誕生日の時にフランス政府のボブ(カリョ)から、食事に誘われ、一緒に高級レストランへ行くが、そこでボブ(カリョ)はニキータ(パリロー)にをわたし、レストランに来ている数人のフランス政府の敵を殺すように言われる
 実は食事というのは関係なく、暗殺者としての最終試験だった
 ニキータ(パリロー)は、難とか激しい銃撃戦の末に暗殺者としての手荒い最終試験に合格
 二キータ(パリロー)は、既に生前の記録を消され、そして新しいコードネームを付けられるしかも、職業は看護婦ということにされてしまう

 二キータ(パリロー)は9ヶ月の休みをもらうが、その間にスーパーのレジ係りのマルコ(ジャン=ユーグ・アングラード)と恋仲になり、一緒に住む事になる
 そして、ついに9ヶ月の休みが終わった時に、ニキータ(パリロー)に作戦命令が出される
 最初の仕事は簡単にこなしたニキータ(パリロー)だが、次第にフランス政府からの要望が難しく、マルコ(アングラード)と一緒に暮らしながらも、自分が暗殺者である事を隠し続けなければならない辛さが、次第にニキータ(パリロー)に重くのしかかってくる
 そして、ソ連大使館での作戦をヴィクトル(ジャン・レノ)と協力して実行する事になるが、失敗する心身共に疲れ果ててきたニキータ(パリロー)
 しかし、マルコ(アングラード)はニキータ(パリロー)の正体を知っていたその時マルコ(アングラード)は・・・
 
 この映画とよく似た映画でトゥルー・ライズという映画があったあの映画も家族に自分がスパイだということを隠していたが、内容は似ていても、感じ方はまるで違う
 トゥルー・ライズは、アメリカ映画なだけあって、アクションの中にコメディー的要素が入っていたが、ニキータは、女として生きることを望みながらも、暗殺者として、生きていかなければならない自分の人生にたいする絶望感を感じさせられる
 しかも、恋人には本当の自分を隠さないといけない悲しさやはり、フランス映画のアクション作品という感じがするね
 アクションシーンの面白さと、暗殺者として生きなければならない悲しさを描いたこの作品は、流石はリュック・べッソンです

にほんブログ村 映画ブログへ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします




                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ




 この機会に上のバナーから、本やCDまたは見たいDVDが見つかるかもしれません。是非上のバナーを押して見たい本やDVD、またはCDを探してみてください




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 ニクソン(1995) ニクソン大統領の光と闇の部分を描く

2008年09月04日 | 映画(な行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ

 最近の出来事になってしまったけれど、福田総理大臣が辞任したその前も安倍総理大臣が辞任と、日本では1年間で二人も総理大臣が変るという事になってしまった
 大体日本のような国でこんな短期間で総理大臣が変るのは異常だ以前にも僕が住んでいる地域から総理大臣がでたけれど、2ヶ月ぐらいで辞めてしまったこの時はスキャンダルが原因だが、他の人でも自分から辞任する人が多かった
 こんな平和な国で、任期を全うしないで、国の責任者を辞めていく国はおかしい例えば、政情不安定の国でクーデターで、国のリーダーが変ってしまうというのならわかる
 これだけ、世界に対してリーダーシップを取っていかないといけない国で、コロコロと国家の責任者が変わっていくと、他の外国との関係が怖いね
 アメリカ合衆国は歴史が浅いとはいえ、大統領の任期をまっとう出来なかった人は1人だけだ色々な大統領がいたが、スキャンダルが出ても強いリーダーシップを持って任期をまっとうしてきた
 しかし、そんな中で、1人だけ任期途中に辞任したアメリカの大統領がいる。それは、これから、紹介するニクソンという映画で、実話と推測で作られた伝記映画だが、リチャード・ニクソン(画像上)

ニクソン

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

このアイテムの詳細を見る


 内容は厳格な母のもとで育ったニクソン(アンソニー・ホプキンス(画像下))だが、最初の大統領選で、民主党代表のジョン・F・ケネディに僅差で負ける実はこの選挙には裏があり、マフィアの協力を得て、ケネディーが大統領になった


 しかし、ニクソン(ホプキンス)は妻のパトリシア(ジョアン・アレン(画像下右))の政界入りの反対を押し切り、ついに大統領まで登りつめる


 しかし、かの有名なウォーターゲード事件にニクソン大統領(ホプキンス)やその側近たちまでもが関与したということで、辞任に追い込まれる
 この映画もウォーターゲート事件を中心に描かれているが、しかし彼の外交に対する評価は賞賛されるべきである
 
 ケネディ大統領から始まったベトナム戦争を、完全に和平に持っていきアメリカ兵をベトナムから完全撤退させたのは彼の業績
 そしてアメリカと中華人民共和国の和平についても(対ソ連がからんでいたが)彼の業績だ
 確かに闇の部分の多い大統領であった事は、この映画を観てもわかるしかし、米ソ冷戦時代を乗り越えたのも彼の業績であることは確かだ

 ちなみにこのニクソンを監督したのは、鬼才オリバー・ストーン
 彼はプラトーン7月4日に生まれてで、ベトナム戦争の意味を問いかけ、そしてJFKでは、完全な闇状態になりつつあるジョン・F・ケネディの暗殺事件を、独自の見解でサスペンスタッチで描いた
 そして、今回のニクソンで、アメリカ大統領史上最高のスキャンダルであるウォーターゲート事件を独自の分析を元に描いた
 これからも、アメリカの闇の部分を撮り続けるだろうオリバー・ストーン監督は注目したいね

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
 



                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記(2007) とにかく面白いけれど・・・

2008年07月29日 | 映画(な行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ

 ナショナル・トレジャーシリーズは面白いね
 前回は純粋な宝物探しの映画だったのに、今回は・・・
 やっぱり、続編は前作を超えるのは難しいことを証明してしまった気がするね今回はリンカーン大統領の暗殺者の日記にベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)が、ゲイツ一家の名誉を守るため、先祖の無実を晴らすべく、残った紙切れだけをヒントに次々問題に立ち向かっていく
 今回はベン・ゲイツ(ケイジ)達は、パリ、ロンドン、そしてホワイトハウス、そしてラシュモア山とまさに世界をまたに駆ける
 しかし、そこに立ちふさがる相手に、ウィルキンソン(エド・ハリス(画像下)

 そして、前作でも出演していたFBI捜査官のハーヴェイ・カイテル(画像下)が立ちふさがる


 確かに前作同様に、謎解きのテンポの良さ、アクション性など面白さ満載しかし、ストーリー展開は前作と一緒もし続編があるとしたらもうこのシリーズは飽きたね
 途中大統領を誘拐したり、ツッコミがいも満載の映画になっている。最後は黄金都市にたどり着いて、めでたくゲイツ一家の、リンカーン大統領殺人に関わっていない事が証明された
 しかし、よく考えると黄金都市を発見して、どうして無実が証明されたんだ誰か教えて
だいたい、最後は目的が、先祖の無実を晴らすことから、黄金都市探しに変ってしまってるじゃん
ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記 2-Disc・コレクターズ・エディション

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント

このアイテムの詳細を見る


にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ




 この機会に上のバナーから、本やCDまたは見たいDVDが見つかるかもしれません。是非上のバナーを押して見たい本やDVD、またはCDを探してみてください




                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします






 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 ナショナル・トレジャー(2004) 見せ場たっぷりの冒険活劇映画だね

2008年05月03日 | 映画(な行)
にほんブログ村 映画ブログへ

 今日は朝から、上記のタイトルのナショナル・トレジャーを観たけれど、次から次に主人公達に災難が降りかかるけれど、まさに冒険活劇映画というのにふさわしい。
 しかも、謎解き映画みたいで、同じ謎解きの映画でもダヴィンチ・コードよりも面白いね
ナショナル・トレジャー 特別版

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

このアイテムの詳細を見る

 内容はベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)が、少年の頃祖父から、十字軍によるテンプル騎士団の奪った秘宝にまつわる話を聞く。この時アメリカはその秘宝を当時イギリスから奪われるのを防ぐために、見つからないように隠している事を聞かされる
 ゲイツ一族に伝わる話だが、父親のパトリック・ゲイツ(ジョン・ボイト)はそんな話を信じていない
 そして、ベン・ゲイツ(ケイジ)が、大人になった時に、イアン・ハウ(ショーン・ビーン)と一緒に、その秘宝が眠ると思っていた、北アメリカの北極圏に氷の中で沈んでいる船を4人で見つける。
 しかし、その船の中には秘宝は無く、代わりに、海泡石で出来たパイプに秘宝のある場所の地図が、アメリカ独立宣言書に記されているヒントがわかる。
 この時イアン(ビーン)は国立公文書館から、アメリカ独立宣言書を盗む事をベン(ゲイジ)に提案するが、それをベン(ゲイジ)が断ったことから、2対2の仲間割れそして、船の中に残った火薬で船を爆破し、4人は逃げる事が出来る。

 ベン(ケイジ)と敏腕ハッカーのライリー(ジャスティン・バーサーは、FBIや国立公文書館の館長であるチェイス(ダイアン・クルーガー)にアメリカ独立宣言文書が盗まれる危険性を報告するが、無視されてしまう。

 そして、ベン(ケイジ)とライリー(バーサー)は、イアン(ビーン)より先にアメリカ独立宣言文書を盗む事にする。
 しかし、うまくベン(ケイジ)が盗むことが出来たかと思った時にイアン(ビーン)達と出会い逃げるベン(ケイジ)そして、最初はアメリカ独立文書に秘宝の地図が隠されているとは思っていない、国立公文書館の館長チェイス(クルーガー)も巻き添えにカーチェイスシーン、ベン(ケイジ)の父親(ボイト)の家で実験をし、ついにベン(ケイジ)とライリー(バーサー)とチェイス(クルーがー)の3人はアメリカ独立宣言文書から暗号が浮かび上がってくるのを、見てチェイス(クルーガー)もベン(ケイジ)の秘宝探しに興味を持つと言うか巻き添えになり、次々に暗号を解き明かして行くが、ベン(ケイジ)たちの行方には、同じく秘宝を探すイアン(ビーン)達や、FBI捜査官(ハーヴェイ・カイテル)にまで、追われることになる。

 最後は果たして、ベン(ケイジ)達はフリーメーソンが隠したと言われる、秘宝を見つけることは出来るのか?
 また、ベン(ケイジ)達の運命はハラハラドキドキの冒険活劇映画の衝撃のラストシーンは映画を観てください

 
 いつの時代もトレジャーハンターというのはいるのかな夢があり、スリルがあり、面白い映画をウォルト・ディズニーが制作したね。同じディズニー映画でも、パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズより、面白いのは間違いない

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ




 この機会に上のバナーから、本やCDまたは見たいDVDが見つかるかもしれません。是非上のバナーを押して見たい本やDVD、またはCDを探してみてください




                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする