褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 21グラム(2003) 題名は軽いけれど、内容は重過ぎる

2009年03月01日 | 映画(数字、アルファベット)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 今日の僕は寝てるか、テレビを観ながら間食をしていたから2キロぐらい太ったと思います
 しかし、今回紹介する映画だけれど、タイトルの21グラムの意味だけれど、人間は死ぬ時21グラムだけ、軽くなるようです(恐らく仮説だと思う
 しかし、題名とは違い内容はかなり重いそして、希望がラストシーンにあるのか、無いのか
 監督はメキシコ人のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥですメキシコでアモーレス・ペロス(後日ブログで紹介します)を撮り、そして最近では日本人の菊池凛子さんが、アカデミー助演女優賞にノミネートされた事でも話題になったバベルを撮った監督です
 この映画は最近多い時系列をバラバラにしている映画そして、ラストシーンですべてのシーンのつながりがわかる設定になっている
 そのような映画ではラストシーンから最初のシーンへ戻って行くメメントアレックスという映画がある
 また今回の21グラムのように時系列をバラバラにした映画なら、クエンティン・タランティーノ監督パルプ・フィクションがある
 このような時系列がバラバラになっている映画になれていない人にとっては、何が何だか混乱する映画かもしれない
 しかし、僕的には前述したメメントは時系列を逆にする事により驚きがあったし、またパルプ・フィクションや今回の21グラムのように時系列をバラバラにして、ラストシーンですべてが繋がるこのような映画は、どうしてこのような展開になるんだという楽しみがあるしかし、21グラムのような、内容の濃い人間ドラマに、時系列をバラバラにする必要があったのかな

21グラム [DVD]

東北新社

このアイテムの詳細を見る


 ストーリーは3人の主人公を軸にストーリーが展開される
 ポール(ショーン・ペン)は、余命1ヶ月を宣告され心臓移植のドナーを待っている日々そこに別居中の妻メアリー(シャルロット・ゲンズブール)が、戻ってきて彼の子供を産みたいと言っている

 そして、以前はドラッグに溺れていたが夫と子供2人がいて、幸せな家庭を築いているクリスティーナ(ナオミ・ワッツ

 そして、前科者でありながら今は信仰心に生き、妻と2人の娘と暮らしているジャック(ベニチオ・デル・トロ

 この一見何の関係もない3人が、1つの事をきっかけに3人が顔を合わせる事になる

 ある日ジャック(デル・トロ)が帰り道に人をはね殺してしまったそれを妻に告白するが、ジャック(デル・トロ)は信仰心から自首するつもりでいるが、妻はせっかく立ち直ったジャック(デル・トロ)が自首して再び刑務所に行くことに反対している
 一方ジャック(デル・トロ)の車と事故に遭い、夫と子供2人を一瞬にして亡くしてしまったクリスティーナ(ワッツ)は、独りぼっちになってしまい、そのショックから再びドラッグに手を出す事に・・・
 そして、クリスティーナ(ワッツ)の夫が死んだ事により、彼の心臓を移植されたポール(ペン)は、命を永らえることが出来た

 この1つの心臓が、3人を運命の出会いに遭遇させる
 ポール(ペン)は妻(ゲンズブール)が、子供を産みたがっている事に拒否反応を示すそして、心臓移植を受けたが、クリスティーナ(ワッツ)の夫の心臓がポール(ペン)には合わない様で、度々吐き気を起こすしかも、再び心臓移植をしなければ、死んでしまう
 そんなポール(ペン)は、一体自分に心臓を提供してくれた人物は誰か知りたがっているそして、探偵(?)に頼むと心臓提供者と無登録の銃を手に入れる事が出来たそれにしても、簡単に情報がわかってしまうんだねと思わず突っ込むシーンだね
 ポール(ペン)は自分に夫の心臓を提供してくれたクリスティーナ(ワッツ)を探し出し、イツしか会話を交わすようになり、ポール(ペン)が心臓移植の事をついにクリスティーナ(ワッツ)に告白すると、クリスティーナ(ワッツ)は泣き出すしかし、クリスティーナ(ワッツ)はポール(ペン)の心臓が愛する夫の者であるポール(ペン)に対して愛するようになり、ポール(ペン)もクリスティーナ(ワッツ)を愛するようになる
  刑務所から出てきたジャック(デル・トロ)は今は1人で暮らしている
 そして、ポール(ペン)とクリスティーナ(ワッツ)は、自動車事故を起こしクリスティーナ(ワッツ)の夫を殺したジャック(デル・トロ)を探し出すそして、クリスティーナ(ワッツ)がポール(ペン)にジャックを殺してと頼み込む
 ポール(ペン)はジャック(デル・トロ)を捕まえ、後ろから銃を背中に押し付けて人気の無い場所へ連れて行くが・・・
 この後ポール(ペン)はクリスティーナ(ワッツ)の元に戻り、ジャック(デル・トロ)を殺した事を告げるが・・・この後ポール(ペン)、クリスティーナ(ワッツ)、ジャック(デル・トロ)(実は殺されていない)の3人が一緒の場所で運命の出会いを果たしてしまうその運命の出会いを果たした時、3人は命の重要性を、そして実は21グラムという重さの重大さを知る事になる
 時系列がバラバラなだけに、混乱する人もいると思いますが、人間の中にある大切な21グラムについて考えさせられる映画です
 内容が暗いテーマだけに万人受けする映画だと思わないけれど、交通事故から1つの心臓が、出会うはずのない3人が出会ってしまう運命を描いた実にうまい構成の映画の秀作だと僕は思うけれど、是非見て欲しい映画ですね

にほんブログ村 映画ブログへ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします




                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ




 この機会に上のバナーから、本やCDまたは見たいDVDが見つかるかもしれません。是非上のバナーを押して見たい本やDVD、またはCDを探してみてください




バレンタインのお返しにどうぞ


 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 ソラリス(2002) 名作惑星ソラリスをソダーバーグ監督がリメイク

2009年03月01日 | 映画(さ行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 SF映画の金字塔として、2001年宇宙の旅と並び称されるアンドレイ・タルコフスキー監督惑星ソラリスという名作があった
 実は2001年宇宙の旅は僕の見た映画の中で一番嫌いな映画であり、また何回も観た作品正直な所この映画を理解できないから、僕は映画評論家になる事を、諦めました
 しかし、惑星ソラリスは良かった時間がゆっくり流れているようなあの感覚そして、死んだ女性が・・・そして、最後のラストシーンは良かった(2001年宇宙の旅のラストシーンは?)
 そして、今回紹介する映画ソラリスはタイトルからも想像出来るけれど、惑星ソラリスリメイク作品
 あんまり、評判が良くなかったけれどジョージ・クルーニー主演ということで見ました監督は今や巨匠の風格さえ漂うスティーヴン・ソダーバーグ監督鬼才ソダーバーグ監督が、名作惑星ソラリスをどうリメイクするのか、お手並み拝見した結果は・・・

ソラリス [DVD]

20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

このアイテムの詳細を見る


 精神科医であるクリス(クルーニー)は妻のレイア(ナターシャ・マケルホーン)が、自殺したため今は1人暮らし包丁で料理をしている最中に指を切ってしまう実はこの指を切ってしまうシーンが重要
 そして、惑星ソラリスを調査している宇宙ステーションからの連絡が途絶えたため、クリス(クルーニー)は宇宙ステーションへ向かうことになる
 そして、宇宙ステーションに到着したクリス(クルーニー)が目にしたのは、死亡した科学者ともう一体の死体

 恐る恐る宇宙ステーションの中へ入っていくと、2人の科学者達が存在していたしかし、2人とも何かに怯えているようだしかも、クリス(クルーニー)には、2人以外にも人間の存在も感じる
 この宇宙船で一体何が起こっているのか語ろうとしてくれない2人の科学者
 クリス(クルーニー)は、旅の疲れから寝てしまうが、夢の中で妻レイア(マケルホーン)と仲の良かった頃が・・・
 ところが目が覚めた時、死んだはずどころか、居るわけのないレイア(マケルホーン)がいてビックリ
 クリス(クルーニー)は、驚いてレイア(マケルホーン)をロケットで宇宙へ放り出す
しかし、クリス(クルーニー)がまた眠ると、妻のレイア(マケルホーン)との喧嘩、そして自殺した夢を見るそして、目が覚めるとレイア2号(マケルホーン)がまた目の前にいた
 実はソラリスが、夢の中の人物を再生しているようだ
 そして、レイア(マケルホーン)はどうやら、クリス(クルーニー)との過ごした日々を覚えているみたいだ


 しかし、この宇宙ステーションがソラリスに引き込まれていることが、科学者の調査でわかるこのままでは霧状に覆われたソラリスに宇宙ステーションが引きずりこまれる
 そこで、宇宙ステーションから地球へ戻ろうとみんなの意見が一致するが、クリス(クルーニー)はソラリスが作ったレイア(マケルホーン)を愛してしまい、彼女も地球へ一緒に連れて行こうとするが・・・果たしてクリス(クルーニー)のとった選択肢は
 惑星ソラリスと今回紹介したソラリスを見比べて欲しいですね
 正直リメイク作品は、面白くない事が多い最近ではウィル・スミス主演のアイ・アム・レジェンドは、僕に言わせれば失敗作
 しかし、今回紹介したソラリスは、惑星ソラリスが、ゆっくりとした時間の感覚に対して、サスペンス的な要素がより強くなった感じがするもしかしたら、惑星ソラリスよりもソラリスの方が面白いという人が多いかもしれない
 僕は惑星ソラリスの独特の世界が気に入っているんだけれど、ソラリスも良作で、充分に見応えのある映画でした
 そして、ソラリスが作り出した偽者を愛せるかどうかそれと、ソラリスの方がオチがわかりやすいね

にほんブログ村 映画ブログへ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします




                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ




 この機会に上のバナーから、本やCDまたは見たいDVDが見つかるかもしれません。是非上のバナーを押して見たい本やDVD、またはCDを探してみてください




バレンタインのお返しにどうぞ




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする