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世界で一番行きたい都市はローマ

歴史的、芸術的に最も惹かれる都市であるという人は多いであろう。そんなローマを舞台にして映画は滅茶苦茶たくさんある。
有名なところでは、やっぱりローマの休日だろう。オードリー・ヘップバーン演じる王女様とグレゴリー・ペック演じる新聞記者との楽しくもあり、ちょっぴりほろ苦いロマンティック・コメディはローマの歴史遺産も充分に堪能させてくれる。
しかし、僕にとって最も強烈なローマを描いた映画となるとフェデリコ・フェリーニ監督の甘い生活

この映画で描かれるローマには、非常に退廃的ムードが漂っていて夢も憧れもない


そして今回紹介する映画がその名もずばりフェリーニのローマ

”甘い生活”において既に退廃的ローマを描いたフェリーニ監督が彼の心の中にある現実及び空想的なローマを描きだしている

それではフェリーニのローマを紹介しよう

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世界史を語る上で欠かせない。まさにジュリアス・シーザーが皇帝の頃に全盛期を迎え、そして全ての道はローマに通じるとまで言われたローマは今となれば・・・

ローマには環状線の道路が出来上がり、警察の車が走りまくり、馬が道路を走り、事故によって血なまぐさいローマ。
そして田舎から都会のローマに出てきた青年(フェリーニ自身を投影か)は、親戚のアパートを訪ねる。そこで青年が見たローマは食を貪り、売春女がたむろするローマであった


それから30年前のローマを振り返ると、世の中はファシストが台頭する時代

芸人たちが舞台に立っているが、観客のマナーの悪さは酷すぎる


そして地下鉄を開通しようと工事が行われるローマ。しかし、工事は延々と進まない


ある日大きな空洞の古代遺跡が発見される


現在の若者達がたむろするローマでは小汚い格好の男女はどこか絶望的雰囲気が漂っている


そこに出てくる売春女は年増が居れば、太った女も居る

そして現在も世の末を表すローマとは、王族たちがローマ教皇を招いてのカトリックの神父のファッションショー

この映画に描かれているローマは憧れとは程遠い

フェリーニ監督が少年の頃に憧れていたローマだが、自分がいざ映画監督として名声を得た今、ローマの世界を振り返るとそこには猥雑なイメージのローマしかなかったというのがこの映画で訴えたかったことだろうか?
かつてフェリーニ監督が甘い生活では、田舎からローマに出てきた作家志望の男が日々ゴシップネタを探し回る記者に落ちぶれているマルチェロ・マストラヤンニを通して、退廃的なそして空虚なローマを描いいた。
ところが今回のフェリーニのローマでは、猥褻なローマが描かれている

実在の古代遺跡をカメラに映し出しつつも、それとは対照的なローマの姿


僕はフェデリコ・フェリー二の映画は大好き


例えば青春群像


フェリーニには絶望に打ちのめされても生きる希望を与えてくれる映画が初期作品には見られるが、そのようなテーマ性がこのフェリーニのローマには見られないだけに賛否両論のある作品かも?
しかし、地下で遺跡を発掘するシーンや、神父のファッションショーなどフェリーニが81/2で見せるイマジネーションの凄さをこの映画には感じるし、このような映画もあるということで紹介しておきます


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