褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 インディアン・ランナー(1991) 家族とは・・・ショーン・ペン監督作品です

2011年07月14日 | 映画(あ行)
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 俳優として実力、人気共にトップレベルに君臨するショーン・ペンだが、映画監督としても確かな腕を持っている。特にジャック・ニコルソンを主演に迎えたプレッジは個人的には映画史に残したいぐらいの名作だと思っているのだが・・・世間の評価はちょっと微妙なのかな
 そんな彼が映画監督としての実力を見せつけたのが初監督作品にあたるインディアン・ランナーだ。

 大スターが監督をするとなると話題性があるが、彼の作品は比較的地味な印象。今回紹介するインディアン・ランナーもその例に漏れず渋い作品だが、チョコチョコと社会的問題を絡めている。ベトナム戦争、人種偏見、そしてメインテーマの家族愛
 兄弟、夫婦、親子といったあらゆる家族の形を1本の映画の中でまとめ切ったショーン・ペン監督の演出力は本物だ。

 そして見逃せないのが豪華キャスト。特にデヴィッド・モースヴィゴ・モーテンセンといった今や実力派俳優として売れっ子の2人が兄弟役で出演しているのが見所です。理解出来そうででなかなか複雑な家族関係を描いたインディアン・ランナーを紹介します

インディアン・ランナー [DVD]
デビット・モース,ヴィゴ・モーテンセン,ショーン・ペン
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


 警官であるジョー(デヴィッド・モース)はパトロール中に正当防衛ではあるが抵抗する逃亡犯を射殺した事に対する罪悪感から抜け出せないでいた。
 ジョー(モース)はメキシコ人の妻であるマリア(ヴァレリア・ゴリノ)とまだ幼い息子の三人暮らし。近所に年老いた父(チャールズ・ブロンソン)と母(サンディ・デニス)が住んでいる。

 ある日、ジョー(モース)の弟でベトナム戦争の帰還兵であるフランク(ヴィゴ・モーテンセン)が数年ぶりに帰って来た。
 ジョー(モース)とフランク(モーテンセン)は仲の良い兄弟だったが、性格は正反対。弟のフランク(モーテンセン)は粗野な性格だ。
 ジョー(モース)とフランク(モーテンセン)は久しぶりに再会したのだが、直ぐにフランク(モーテンセン)は行き先も告げず、年老いた両親とも会おうとせずに姿を消してしまう

 半年後ジョー(モース)の元に手紙が来る。手紙の差出人はわからなかったが、フランク(モーテンセン)が刑務所に入っていて出所するという知らせだった。ジョー(モース)はフランク(モーテンセン)を迎えに刑務所に向かうが、フランク(モーテンセン)を見知らぬ女性が迎えに来ていた。その女性はドロシー(パトリシア・アークエット)と言う名前だった。
 ジョー(モース)とフランク(モーテンセン)は再会するが、フランク(モーテンセン)は心身共にボロボロ。性格は益々荒れており犯罪を繰り返し、ジョー(モース)の説得の甲斐も無く両親に会おうとしなかった。
 フランク(モーテンセン)が会わない間に母(デニス)は死に、そのショックから父(ブロンソン)も後を追うように自殺する。フランク(モーテンセン)は両親に会おうとしなかったことに後悔する。そんな弟のフランク(モーテンセン)に対して真っ当な生き方を望むジョー(モース)は彼のために仕事を見つけてやり、さらに彼とドロシー(アークエット)のためにささやかな結婚式を挙げてやる。

 ようやくジョー(モース)の弟に対する苦労も報われるかと思われたが、ドロシー(アークエット)が出産するその時にフランク(モーテンセン)は・・・兄の弟に対する想い、そしてどうしようも無い弟に対して兄貴の取った苦渋の選択は映画を観てください



 犯罪を繰り返す弟を助けようとする兄の優しさに感動する。正当防衛とはいえ人を殺してしまった罪悪感、そして手の施しようの無いほどダメダメな弟に対する行動そして選択。見方によってはハッキリしないエンディングにも感じるがそれ故に感動が大きく、余韻にも浸れる。
 しかし、個人的に題名のインディアン・ランナーの表す意味が理解出来なかったのが残念誰か教えてください

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