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女同士のレズビアンは見ていて悪くないが、男同士のホモカップルは気持ち悪い。もしも本当にそちら側の人に迫られたら、僕はとにかく逃げるしかし、最近はゲイ描写のえげつない映画があるね。個人的にはバウンドやマルホランド・ドライブは良くても、ぼくを葬るやバッド・エデュケーションは吐きそうだ。
しかし、今や女装家やオネエキャラがテレビ業界では引っぱりダコ状態。本当にゲイあるいはそれらしき格好をした人物の人権の向上が実感できるのは本当に良いことだ
そして日本よりも自由と人権が進んでいる?アメリカ合衆国においては、当然の如く偉大なるゲイがいる。自らゲイである事を公表し、ゲイの人権向上のために立ち上がったハーヴィー・ミルクの生涯を描いた映画が今回紹介するミルクです
ちなみに監督は小説家を見つけたら、グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのガス・ヴァン・サント数々の名作を送り出している名監督ですが、彼自身がゲイであるように今回の作品には並々ならぬ意欲を感じさせます。ショーン・ペンとジェームズ・フランコのラブシーンも見所のミルクを紹介します
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強迫めいた文書がよこされたりで、命の危険を感じているハーヴィー・ミルク(ショーン・ペン)は自らの半生をテープレコーダーに吹き込む。果たして彼のこれまでの人生とは
1972年、ニューヨークにおいて42歳のミルク(ペン)は年下の男性であるスコット(ジェームズ・フランコ)と男性同士の恋に落ちる。2人はニューヨークからサンフランシスコへ移り、カメラ店を経営するようになる。
彼らが住む場所はカトリック系住民が多い保守的な地域であり、非常に同性愛者には冷たい街だった。しかし、そんな場所においてミルク(ペン)の社交的な明るい人柄も手伝い、次第に彼の周りには彼と同じ同性愛者やヒッピーたちが集まってくるようになる。
ミルク(ペン)は同性愛者が不平等な社会に苦しめられている現実から解放するために、自らゲイであることを公言し、同性愛者のみならずマイノリティ系住民、高齢者、貧困な労働者たちの社会的向上を掲げ、サンフランシスコ市議会選挙に立候補する。
ミルク(ペン)はサンフランシスコ市議会選挙に2回立候補するも落選。しかし、彼の支持層は確実に広がっていた。
ミルク(ペン)は3度目の市議選挙に当選。彼はゲイであることを公表したアメリカ合衆国史上初の公職者となるしかし、そのことは恋人のスコット(フランコ)との別れを引き起こし、ミルク(ペン)を反社会的危険人物とみなす勢力との戦いの始まりでもあった。
ミルク(ペン)の政治活動もようやく軌道に乗りつつあった時、同僚の保守派からの支持を得ていたダン・ホワイト(ジョシュ・ブローリン)の凶弾の前に・・・社会的弱者のために戦った8年のミルクの生き様は映画を観てください
キング牧師しかり、マルコムXしかり、ジャンヌ・ダルクしかり、そしてハーヴィー・ミルク。時代に立ち向かっていく彼らの姿は英雄であり、歴史は偉大なる英雄達に対して残酷な結末を用意していることを痛感します。
しかし、人気俳優であるショーン・ペンとジェームズ・フランコがこのような同性愛者を演じることが、すでにゲイの人権が認められつつあることの証明であり、彼らに対する偏見が無くなっていくことに繋がっているのではないでしょうか
ちなみに同性愛者からのコメントも快く受付けます
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