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最近の日本のヤクザはパッと見ただけでは見分けが付かないから危ない。そこら辺の界隈を歩いていて、チョッとぶつかった相手がショボイ兄ちゃんだと思って無視したら、いきなり怒鳴り声をあげて飛び掛ってくるから大変だ。もう少し服装、歩き方など一般の人とは違うんだというオーラを漂わせるように親分連中には若い者に徹底した教育をお願いしたいものだ。確かにぶつかっておいて無視した方にもモラルが欠けていたのは充分に反省しないといけない
今や日本の極道の世界も○○組の一極集中型で縄張り争いなんてことはあんまり聞かないが、ナンバーフォーがナンバースリーをどうした、こうしたという内部抗争は時々聞いたりするなかなか一致団結といかないのはどうやら台湾の極道の世界でも同じらしい。
しかし極道の世界と青春物語が意外にも相性が良いのには驚いた複雑な闇社会の中で、もがき苦しむ若者たちの友情、恋愛を描いたのが今回紹介するのが台湾映画のモンガに散るです。さらに戦後の日本が経済発展、成長を遂げる過程において日本古来の伝統が冒され、利権争いの的になってしまったように、実は台湾でも同じようなことになりつつある社会背景がこの映画から読み取れます。
台湾映画の特徴?である日本人から見れば少しすべり気味のギャグ、そして壮絶シーンも満載なモンガに散るを紹介します
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台湾の歓楽街モンガにおいて。高校生のモスキート(マーク・チャオ)が転向してくるが、初日からクラスの不良グループから絡まれる。モスキート(マーク・チャオ)が絡まれ、1人で不良グループに立ち向かっている姿を見ていた同じ学校の生徒であるドラゴン(リディアン・ボーン)は彼を助け、仲間に引き入れる。
ドラゴン(リディアン・ボーン)はモンガを縄張りとする極道の親分の息子であった。
モスキート(マーク・チャオ)は極道の世界に戸惑いながらも、ドラゴン(リディアン・ボーン)や彼の親友であるモンク(イーサン・ルアン)、そしてアベイ(フアン・タンフイ)、シロザル(ツアイ・チャンシェン)の5人は義兄弟の契りを結び、固い友情を育む。
しかし旧来からのモンガの争いに、新たに中国大陸からの極道組織が乗り込んで来たことによって、モスキート(マーク・チャオ)達も仕方なく争いに巻き込まれ・・・友情、裏切り、陰謀、別れ、近代化の波、そして壮絶なラストシーンは映画を観てください
日本は明治維新において西欧文明を取り入れ、戦後から現在に到るまでアメリカや社会の波に飲み込まれ、日本の伝統、歴史、誇りが完全に失われつつある。しかし、この映画を観ると日本以上に荒波を経験している台湾が独自の伝統を守ろうと必死になっている姿を見る事が出来ます。
そんな社会背景を感じながら、この映画を観るとさらに興味深く観ることできると思います。
しかし、台湾の極道は本当にあんなトレーニングをしているのかな?まるでボクシングのトレーニングのように見えたのは僕だけかな他に台湾の映画なら海角七号 君想う、国境の南もお勧めです
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