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世間のことが何が何だかわからなかった中学生の時、マジで女性はワキ毛が生えないと思っていた。ところがテレビをつけるとAV女優がワキ毛を見せていたのに少々驚いたが、実はもっとインパクトのあった女性のワキ毛は僕が大学生の時に観た映画存在の耐えられない軽さでのジュリエット・ビノシュのワキ毛
彼女が服を脱がされた時に魅せた(見せた?)ボウボウのワキ毛にはとにかく驚いた。
とにかく今やエロ本は勿論、映画の世界においてはボカシなんかもほとんど無いから現在は女性のワキ毛ぐらいでは驚きもしない。アン・リー監督のラスト、コーションでのワキ毛を見せ付けながらのエロシーンにも大して驚かない、と言うよりどうして俺はこんなにワキ毛にこだわっているのかがよくわからない。
冒頭から脱線気味だが、なんだかんだ言っても日本は言論の自由が認められている国無能なのに自己満足だけで居座っている総理大臣を国民の声で引き摺り下ろせるとは本当に素晴らしいことであり、これぞ世界最先端を行くザ・民主主義。毎年の如く総理大臣が代わることを外国から批判されていても、そんなものは無視。むしろ外国の顔色を伺いながら政治をされる方が国民にとってもっと不幸。オッと、こんなことを言っても良いのか?まあいいや、言論の自由を盾に言い訳をすればいい。
今や中東諸国においてドミノ現象の如くアラブの春と呼ばれる独裁政権打倒の革命が起こっている。まさに言論の自由が無く、そして独裁者が何十年も居座り続けることに対する民衆の抑圧が爆発した結果だ。一般の中国人達よ、今こそ人命軽視の鉄道事故をこれ以上起こさせないように、中国共産党を打倒するために立ち上がれ
そういえば昔はソ連の共産主義影響下の東欧諸国においてもそれとよく似た運動があった。特にチェコスロバキア(現在はチェコとスロバキアで分裂してますが)において1968年に起こったプラハの春そんなプラハの春を背景にしたドラマが今回紹介する存在の耐えられない軽さです。
言論、表現、芸術等に対する規制の中で自由を求める男女の三角関係を約3時間のロングドライブで魅せる存在の耐えられない軽さを紹介します
存在の耐えられない軽さ スペシャル・エディション [DVD] | |
ダニエル・デイ=ルイス,ジュリエット・ビノシュ,レナ・オリン,デレク・デ・リント,エルランド・ヨセフソン | |
ワーナー・ホーム・ビデオ |
1968年、プラハにおいて。若くして優秀な脳外科医のトマシュ(ダニエル・デイ=ルイス)は多くの女性と付き合っているプレイボーイ。そんな女性の中に彼との恋愛生活を楽しんでいる芸術家のサビーナ(レナ・オリン)がいる。
トマシュ(デイ=ルイス)は出張先で、カフェのウェイトレスをしているテレーザ(ジュリエット・ビノシュ)と知り合う。トマシュ(デイ=ルイス)の姿に一目惚れしてしまったテレーザ(ビノシュ)は彼の後を追いかけ、2人はトマシュ(デイ=ルイス)のアパートで愛し合い、同棲生活を始める。そしてテレーザ(ビノシュ)はトマシュ(デイ=ルイス)とサビーナ(オリン)の助けで写真家として働き始めることができる。
しかし、トマシュ(デイ=ルイス)の女遊びは同棲が始まってからも変わらず、彼はサビーナ(オリン)との付き合いも続いていた。そんなトマシュ(デイ=ルイス)との同棲生活に苦しみを感じるようになったテレーザ(ビノシュ)は外へ飛び出すが、同時にソ連の軍隊がプラハに軍事介入してきた(チェコ動乱)。
ソ連の軍事介入により、サビーナ(オリン)はプラハを去り、スイスのジュネーヴへ。トマシュ(デイ=ルイス)とテレーザ(ビノシュ)はデモに参加するが、やがて2人もジュネーヴへ去ることになる。
しかし新しく始まったジュネーヴでの生活においてもトマシュ(デイ=ルイス)の女遊びは相変わらずで、そのことに苦しむテレーザ(ビノシュ)は愛犬を連れてプラハに戻ってしまう。今度はトマシュ(デイ=ルイス)が彼女の後を追いかけるが・・・民主主義の波が押し寄せてきたプラハで待っていたトマシュ(デイ=ルイス)とテレーザ(ビノシュ)の運命は映画を観てください
激動の真っ只中で、ひたすらプレイボーイ振りを発揮するトマシュ(デイ=ルイス)の生き方が本当に軽い。その反面で共産主義という難しい時代の中で彼の信念を曲げない生き方は切ないです。2人の正反対の性格の女性の間を自由に行き来しようとするプレイボーイの設定が、政治的テーマと妙にマッチしていますが、ちょっと長時間なのが正直厳しいです。長い時間を掛けた割にあまりにも唐突的な結末には賛否両論があるのではないかと思います。しかしながら女性二人がお互いの裸の写真を撮り合うシーンは印象的です。
ちなみに監督はライトスタッフやクイルズのフィリップ・カウフマン己の信念を曲げない主人公という点では作品に共通点があります。
主演はダニエル=デイ・ルイス眺めのいい部屋、マイ・レフトフット、、ゼア・ウィル・ビー・ブラッド等、本当にカメレオン俳優と言われるだけありその演技力は変幻自在です。
他にプレイボーイの主人公をどこか優しく見つめる感じのする女性芸術家を演じたレナ・オリンと言えば、ゲイリー・オールドマン演じる汚職警官を痛めつける蜘蛛女の悪女役が強烈なインパクトがあります。そして彼女はラッセ・ハルストレム監督の奥さんであり、彼の作品であるショコラ、カサノバなどにも出演している現在でも活躍している女優さんです。
そしてこの映画のジュリエット・ビノシュは本当に可愛い過ぎます。しかし、正直ワキ毛は剃って欲しかったです。最近でも隠された記憶やトスカーナの贋作など大活躍中です
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