フランスの観光スポットであるブローニュの森だが昼間は安全らしいが、夜はいかがわしい街に変身してしまう治安の悪い場所。フランスへ観光する際は気をつけてください。まあ、夜はドコモ治安が悪いので出歩かないことに越したことはない。とりあえずは俺がアドバイスをしておこう。そんな俺のアドバイスとは関係なく前から観たいと思って観たのが今回紹介するロベール・ブレッソン監督の映画ブローニュの森の貴婦人たち。古い映画であり、内容も古さを感じさせるが、何度も原作が映画化されているピエール・ショデルロ・ド・ラクロの『危険な関係』を思い出させるような恋愛を利用して、自分を裏切った相手を滅ぼそうとするストーリーが描かれている。
マリア・カザレス演じる女主人公の遠大な復讐を描いたストーリーを紹介しよう。
上流階級で暮らすエレーヌ(マリア・カザレス)は恋人のジャン(ポール・ベルナール)のことを愛していたのだが、彼が少し最近は冷たくなってきたように思えていた。ある日のこと、エレーヌはジャンに冗談半分で別れ話を切りだす。すると、ジャンはあっさりと『実は俺も別れたかったんだ』と予想もしない答えが返ってきた上に彼はさっさと出ていく。すっかりプライドを傷つけられたエレーヌはジャンの人生を破滅させるために復讐を開始する・・・
さてエレーヌはどのような復讐の方法をするのか。エレーヌは3年間会わなかったが、今ではボロボロの生活苦に陥っているアニエス(エリナ・ラブルデット)とその母に会いに行く。アニエスは生活を支えるために、見せ商売の踊り子をしており、男性相手の仕事をして生活費を稼いでいる。そこへエレーヌはつけ込み、母娘の面倒を見る代わりに自らの計略に乗せようとするのだ。何気なくジャンとアニエスを会わせるるのだが、これが大成功。すっかりジャンはアニエスに熱を上げてしまう。しかしながら、アニエスは自分の恥ずかしい経歴からなかなかジャンの気持ちに応えられないでいた。
どんな復讐方法なのかと思いながら見ていたのだが、ジャンを報われない恋に苦しめることが目的かと途中まで思っていた。しかし、ジャンの強引なアプローチは、苦難の末にアニエスの心をゆれ動かし2人は結ばれる。これじゃ、エレーヌの復讐が失敗してるんじゃね~なんて思ったが、まだ続きがあった。最後までエレーヌの狙いに気づかない俺がアホなのか、個人的には衝撃を受けた。
しかし、エレーヌを演じたマリア・カザレスだが面長で、切れ目なのだが、ずっと不気味な雰囲気を漂わせていた。まあ、見た目で女性を判断するわけではないが、顔付もふっくらした女性の方が俺は好みだ、なんてどうでも良いっか。
ちなみに本作は台詞の監修を才人ジャン・コクトーが担当している。その点にも興味が惹かれたのだが、コクトーがその役割を担ったからといって、どれだけ効果があるのかは俺には理解できなかった。
ちょっとした冗談っぽい行動が恐ろしいことを引き起こすことなんかは現実でもありそうだ。俺なんかは何でも冗談で済ましてしまうことが多いのだが、本作を観て反省させられた。そんな俺と同じく冗談好きな人、女性の罠に嵌りたくない人等に今回はブローニュの森の貴婦人たちをお勧めに挙げておこう
監督はロベール・ブレッソン。実はこの監督はあえて題名は言わないが1本だけ観たことがあるのだが、面白くなかった。この監督のお勧めがあれば逆に教えた欲しいです
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マリア・カザレス演じる女主人公の遠大な復讐を描いたストーリーを紹介しよう。
上流階級で暮らすエレーヌ(マリア・カザレス)は恋人のジャン(ポール・ベルナール)のことを愛していたのだが、彼が少し最近は冷たくなってきたように思えていた。ある日のこと、エレーヌはジャンに冗談半分で別れ話を切りだす。すると、ジャンはあっさりと『実は俺も別れたかったんだ』と予想もしない答えが返ってきた上に彼はさっさと出ていく。すっかりプライドを傷つけられたエレーヌはジャンの人生を破滅させるために復讐を開始する・・・
さてエレーヌはどのような復讐の方法をするのか。エレーヌは3年間会わなかったが、今ではボロボロの生活苦に陥っているアニエス(エリナ・ラブルデット)とその母に会いに行く。アニエスは生活を支えるために、見せ商売の踊り子をしており、男性相手の仕事をして生活費を稼いでいる。そこへエレーヌはつけ込み、母娘の面倒を見る代わりに自らの計略に乗せようとするのだ。何気なくジャンとアニエスを会わせるるのだが、これが大成功。すっかりジャンはアニエスに熱を上げてしまう。しかしながら、アニエスは自分の恥ずかしい経歴からなかなかジャンの気持ちに応えられないでいた。
どんな復讐方法なのかと思いながら見ていたのだが、ジャンを報われない恋に苦しめることが目的かと途中まで思っていた。しかし、ジャンの強引なアプローチは、苦難の末にアニエスの心をゆれ動かし2人は結ばれる。これじゃ、エレーヌの復讐が失敗してるんじゃね~なんて思ったが、まだ続きがあった。最後までエレーヌの狙いに気づかない俺がアホなのか、個人的には衝撃を受けた。
しかし、エレーヌを演じたマリア・カザレスだが面長で、切れ目なのだが、ずっと不気味な雰囲気を漂わせていた。まあ、見た目で女性を判断するわけではないが、顔付もふっくらした女性の方が俺は好みだ、なんてどうでも良いっか。
ちなみに本作は台詞の監修を才人ジャン・コクトーが担当している。その点にも興味が惹かれたのだが、コクトーがその役割を担ったからといって、どれだけ効果があるのかは俺には理解できなかった。
ちょっとした冗談っぽい行動が恐ろしいことを引き起こすことなんかは現実でもありそうだ。俺なんかは何でも冗談で済ましてしまうことが多いのだが、本作を観て反省させられた。そんな俺と同じく冗談好きな人、女性の罠に嵌りたくない人等に今回はブローニュの森の貴婦人たちをお勧めに挙げておこう
監督はロベール・ブレッソン。実はこの監督はあえて題名は言わないが1本だけ観たことがあるのだが、面白くなかった。この監督のお勧めがあれば逆に教えた欲しいです
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