褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 ブルーベルベット(1986) デヴィッド・リンチ監督のお勧め

2025年01月19日 | 映画(は行)
 先日亡くなられたデヴィッド・リンチ監督。彼の作品を全部観ているわけではないが、個人的には理解不能な映画を撮るイメージがある。もしかしたらワザとわからない映画を撮っているんじゃねぇ。そんな監督作品の中でも個人的に最も好きな作品が今回紹介するブルーベルベット。変態っぽいアクの強いキャラクターが出てくるし、陰と陽の部分を感じさせる二面性が楽しいサスペンス映画。この監督らしい映像センスを感じさせるが、難解な印象は本作にはない。ちなみにタイトルの意味は『青い布の生地』。主題歌にもなっているが非常に聴き心地の良い曲である。

 どす黒い部分がありながらも、オールディーズな音楽が素敵なストーリーの紹介を。
 父親が倒れたことを切っ掛けに大学を休学して、地元に戻ってきたジェフリー(カイル・マクラクラン)。父親の見舞いからの帰る途中に、切り離された人間の耳を見つける。彼はすぐに知り合いの刑事ジョンを訪ねてそれを渡す。そのことを切っ掛けにジョンの娘であるサンディ(ローラ・ダーン)と知り合いになるのだが、サンディから耳についての話を聞かされる。どうやら現場の近くのアパートに住む歌手であるドロシー(イザベラ・ロッセリーニ)が事件に関係があるらしいことを。すっかり今回の事件に興味を持ってしまったジェフリーはドロシーの部屋に忍び込むのだが、そこでとんでもない光景が繰り広げられるのを見てしまい・・・

 最初は非常に長閑な雰囲気でスタートするのだが、カイル・マクラクラン演じる主人公の青年が事件に首を突っ込んでから恐ろしい世界が繰り広げられる。場所はけっこうな田舎なのだが、意外にもそこは暴力、麻薬、倒錯した性に支配されている町だった。
 ローラ・ダーン演じる女の子も、もっとジェフリーの行動を止めるように努力しろよと思っていたら、どうやら好奇心旺盛な男性が好みだったらしく、彼女も面白がってジェフリーから事件の行方を興味深く聞きたがる始末。お父さんが刑事なんだから、さっさとお父さんと相談しろ。
 案の定、ジェフリーは事件に首を突っ込み過ぎて、いかがわしい所へ連れまわされ、暴行を喰らってしまうし、二股をしているのをバレたりで踏んだり蹴ったりの状況に陥る。勝手に人の家に入るから、その報いを受けてしまったかのような展開が非常に教訓めいたものを感じさせる。
 ドロシーを演じるイザベラ・ロッセリーニ(母親のイングリッド・バーグマンの面影があります。)がとんでもない姿を見せるし、デニス・ホッパーがラリッた勢いで演じているかのような快演を見せるし、ディーン・ストックウェルはオカマの役で出ているなど、脇役が面白い映画でもある。
 途中はメンタルがやられそうなボロボロの展開だが、やっぱり平和な日常が良いよねと思わせる結末が待っているのが良い。デヴィッド・リンチ監督の作品を観たことがない人は本作から観れば良いし、他の作品は観ているけれど本作を観ていない人にはお勧めできる。子供には見せたくないシーンが出てくるが、大人であればブルーベルベットはお勧めと言うことにしておこう

 デヴィッド・リンチだが意外に監督した映画の本数は少ない。とりあえず俺が観た映画を好きな順で並べておこう。ブルー・ベルベットワイルド・アット・ハートストレイト・ストーリーエレファントマンマルホランド・ドライブイレイザーヘッドロスト・ハイウェイ。正直なところロスト・ハイウェイは頭の中が?だらけでした

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