昭和40年代、若き石坂さんが主演した「天と地」以来、
NHKの大河ドラマにはまってしまって、
日曜日の夜は、いつも家でTVを観ていた。
今回の真田丸は「倍返し!」の俳優さんが主役である。
美のツボにもはまっていたので、眞田親子は親戚の顔見知りと同じ身近さです。
おまけに、和歌山県の疎開地が、真田幸村が天下の武将に上り詰めた
そのパワーを生んだ「真田紐の故郷」と大して遠くはない。
飛翔するために「しゃがみ続けた九度山での日々。」
歴史を好きな者なら、冬の陣、夏の陣の結果はご存じのはず。
しかし、、、真田丸の最終回が楽しみである。
幸村の美学にも思える「真っ赤なイデタチ」
大阪城は、関ヶ原の戦いの結果、もはや運命は決まっている。
時代は大河のように大阪城を飲み込むだろう。
プリンスウエルス号、、、ノウ!サンクス!!!!!
船長は愛する船と沈んでいった。
タイタニック号の映画では、
バイオリンを弾きながら、
船が沈むまで音楽と、ともに、
祈りの世界に身を置くかのように
曲とともに、在りつづけたシーンが
静かな感動を呼んだ。
女性の為に沈んでいったデカプリオは、ドランとしての華だろう。
主演男優賞には至らなかったのが、、、映画の味として、
かみ締められる面白さでもあった。
最近になってデカプリオは
最高の賞に輝いた。
映画史に残る俳優は、中身の円熟するとともに
ファンも聴衆も逃がさない育てられ方をするものだと
今更、「大器晩成」の意味の深さをおもったりして、
「どのジャンル」も、「愛される人」は、社会全体が育てているような
偶然を感じながら、
真田幸村は、、大阪城の時代とともに生きて、
時代とともに、大河の流れの一滴ながら、、
実は巨大な華として流れてゆく。
弁慶然り、、、幸村然り、、、
西郷隆盛然り、、、
時代劇の戦いに咲く巨大な一輪の華のように、
日本の武士は、生き方の中に美学が有って、
兜と、鎧と、刀と、槍と、そして馬、、、
命を懸けたスポーツのように
武士道と言えばよいのか、、、?
美しきルールに似た「男たるもの、武士たる者」の
鋼の煌めきのような、「生き方の美学を感じます。」
鉄砲や、大砲が、時代とともに、、、
日本の武将の心、そのものを、
時代の中に閉じ込めてしまったような気がする。
、、、だから、、、
パソコンも、スマホも、ゲームも、カジノも、、、
日本人と言う武士の前に現れた大砲にならねばよいがと願っている。
科学は、果てしなく進み、
人工衛生は、オーストラリア、アフリカ、、、アメリカ、、、
世界各国で、無人のダンプをコントロールして、
いとも簡単に、
地球のあちこちを掘りつづけている。
ロボット君の地球破壊が始まったのかもしれない。
経済効果は抜群で、世界の中に日本の技術は生き続けるだろう。
しかし。。。
地球は、もとの形が想像できない変貌を遂げてしまうかもしれない。
関東平野が、麗しき人口ライトのコンクリートの
マンションと呼ぶ、未来に約束された遺跡に向かって
樹木も、動物も居ない、
HTML語で話す鉄の知能群の操作する命亡き命の街。
東京も、大阪も、大阪城のように、
もう一度、全部埋めてしまって、
旧き良き時代の、大木の育つ原野に戻し、
日本人の「武士道」や「美学」の鋼の切れ味の持った人類を
育てなおさねば、デジタルに操られたロボットダンプのような
経済効果だけは抜群の、機械砂漠になるような未来が
じわじわと、想像されて。。。
眞田幸村の最後が、地球の最後のような寂しさに思えるのです。
上杉、武田、北条、今川、、、、徳川、、、、
時代劇って、本当に、、、良いですね!
人間を感じますよね!
アナログな時代に、もし、、、信長が生きていたら、、、
時代劇に突然トランプさんが現れたら、、、?
今の時代は、どうなっていたでしょうね、、、。
いろんなことを考えていると、、、眠くなってきました。
今宵は、、、これまでにいたします。、、、若尾綾子さんの声で「お休みなさい。」