花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

勇気を出して!

2016-12-26 02:01:25 | Weblog

かれこれ40年以上経過しているけど、、

毎年雪を降ろしたり、

屋根をトタン張り替えしたり

ペンキを塗装したり

旧い家ですが、

使わなくなったものを、移すと、手狭な本宅が

それなりに広く使えるので

旧くても、カメムシが入って来ても、

水道が出なくても

我が家にとっては

いつか、、、使える家にしたいと思っている。

今年の連日の雪で

屋根が、重そうに、一生懸命雪を持ち上げている。

長尺トタンだったのが

屋根の張り替えの時

予期しないデザイン変更で

屋根の上に経つと膝頭あたりの高さで

カットしてあり、バンキンが下向きにたたいてあるため

今回ほど、70センチはありそうな積雪となると

暖気の時、バンキンの間から、

毛細管現象で、水分を吸い上げ、すが漏れと言って

水が、天井にしみてくる。

やむを得ず、ミサワホームに

除雪の現場を担当してくれる作業員を2人頼みました。

札幌中、どこもかしこも

雪下ろしのニーズは高いはず。

28日なら行けマストの事。

さすが、、、ミサワさん4万で2人派遣できるという。

しかし、もう一回降ったら、家がダメになるような気がした。

ありがとう、、、でも28日まで待つより、
自分で下して、出来るか試してみます。

とりあえず、ドキドキ雪を観ているより

天は自らタスクるものを、助けるはず、

子宮が下垂してこないように、

整形外科でもらった腰のサポーターを二重に付けた。

膝も方も、上腕も、手首も

ストレッチのきつめのサポーターを二枚づつ装着した、

後は、携帯をビニールに包んでポケットに入れる。

昼間の人通りのあるうちに

勇気!「勇気を出して、梯子を上がった。

下から見ていると

回りの家も積雪が70センチぐらいあるのだろう

相対的に30センチぐらいに見えていた。

梯子のてっぺんまで来ると、

圧迫してくるように、雪の壁が立ちはだかり

屋根にあがる足場がない。

馬も四足!鹿も四足!

ヒヨドリゴエの勇気をもって

手で、雪を搔き、スコップを差し込む隙間を作り

其処にスコップを入れて左肩すれすれに雪のカステラを落下させる。

足場が出来た!

左手で梯子をつかみ、

右手でスコップを50センチ先に差し込み

どうやら屋根のはしっこに、立つことが出来た。

後ろはない!

排水の陣である。

前に行くしかない。

立ってみると、胸まで雪がある。

焦るな、焦るな、愚公山を移す気長さで、勝負!

時間は2時半!

屋根の下で、一番漏れてくるキッチンの上あたりを

すっかり除雪、その先は「風呂」「洗面所」「トイレ」と

3か所の壁が支えている。

ここは、水漏れには強くできている。

70センチの積雪のうち、上層部の50センチを降ろせば

バンキンの切れ間が見える。

20センチぐらいは、雪が乗っかっているのも正月らしい。

汗だくになって、これでいいことにして

屋根を降りたのは6時。

3時間半の雪との格闘が終わり

主人が入れてくれたお茶を飲んだ。

体が冷えていたのか、腸の除雪モ、完璧。

風呂に飛び込み、潜る。

気持ちが良い!

最高に達成感が有った。

之で、気持ちよく正月を迎えられる。

雪は、どんなに積もっても、

自分が処理できる重さに調節できるから、

急がず、あわてず、業者さんが1時間かからない仕事を

3時間半かけて、チャレンジ精神でぶつかれば

雪の縄張りの屋根の上にも

上がってしまえば、やや、斜めに傾いだ地面の上と同じだ。

軒先に雪止めストッパーを40個配置してあるので

雪ごと落ちる心配のない屋根だから

冒険心が、イケイケになったことは、確かな安全。

梯子から、落ちたとしても、びっしりと雪のマットが敷き詰めてある。

終わってみると、

緊張して、頑張る事もなかったかもしれません。

クリスマスに、主人が在宅していたことが

安全パイになり、携帯持って、裏の古い家の屋根に

チャレンジできた大きな要だったかもしれません。

ちなみに、主人は結婚以来、雪かきには参加しない。

患者様の肌に触れる手に

スコップを持たせない主義が、

いつの間にか、私の仕事になってしまっていたのです。

今回の経験で

雪かきの実力がアップした実感があります。

明日は、車庫と道路の間の

除雪車が寄せていった雪の土手を、

ママさんダンプでどかします。

もう、ここまで来たら、終わったも同然!

降らないで、、、大雪

積もらないで、、これ以上!

正月は、、、休みたい。

百面相を見せる雪の結晶を

研究していた北大の学者先生の

雪の取り組みとは

雲泥の差の、主婦の健闘でした。

****************お粗末様