京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

診療所継承の難しさ

2010年07月09日 | Weblog
京都不動産コンサルタントのブログ

先月末までの期間限定で委託を受けていた
内科医院継承物件。
急逝した主なき内科医院でしたが。
期限内継承できず。

医院物件自体は賃貸物件ということで
オーナーさんとの契約を解除することになりました。

せっかく築いた当該医院としての設備や
患者さんが消滅します。

休診前の患者さん数は医院として成立する
数字を示していたものの、
時間と共に患者さんは離れていきます。

継承物件は時間との勝負でもありますが、
賃貸物件の場合は特にその感があります。
いつまでも空家賃は払えませんから、
切実な問題です。

地元の業者さんにも声はかけていても反応はないという。

大企業の経済環境の改善はマスコミでも喧伝されていますが、
勤務医さんが独立(零細企業になる)するだけの環境整備ができていない、
ということでしょうか。
特に地方都市には。
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